2009年 Aチーム<桜井杯> 試合結果

 

以下のように戦って、残念ながら優勝はなりませんでしたが、見事準優勝を勝ち取りました。

<決勝> 3月8日(日) 12:28〜14:09 球場:西田球場 ▼負け

チーム名

東戸塚少年野球部

緑園ラービーA

 

 決勝は戸塚区の強豪、東戸塚少年野球部戦です。長身からコントロールされた速球を投げ下ろす好投手をどこまで攻められるかが勝負だと思いました。

 1回の表は一死後、四球の走者が盗塁と暴投で三進しました。ここで三塁ゴロ。三塁走者は本塁へ突っ込みます。打球と三塁手の捕球位置から瞬間的に「本塁アウトだ」と思いましたが、ことのほか三塁走者の本塁到達が早く、松下三塁手は一塁送球で1点を献上しました。

 しかし後で判明したのですが、この時の三塁ベースはジュニアの位置に置かれていました。三本間が2mも短かったのですから生還出来る訳です。

 その裏は外野の落球での出塁が有りましたが無得点。

 2回の表は投手強襲ヒットを打たれましたが他を抑えて無失点。

 と、ここで三塁ベースの間違いが判明。当然、「先ほどの得点はどうなるの」と抗議したくなる場面ですが、審判団は「2回の裏終了までこのまま続けて3回表から正規に戻す」との裁定。

 謝罪も無く、素早く毅然とした処置はさすが決勝戦を捌くだけの審判団だと呆れ、いや感心しました。長引けば事態の収拾は困難になるだけですものね。

 2回の裏は2三振の三者凡退。

 3回の表は2本のクリーンヒットで1点を失いました。

 その裏は門間選手が速球を左中間へ弾き返して初ヒットを放ちましたが、他者が3三振で得点出来ませんでした。

 4回の表は先頭を四球で出しましたが、続く二者のセンターとレフトへのヒット性の当たりを、共に一塁走者を二封することで凌ぎ、結局無失点で終わらせました。

 その裏は1三振の三者凡退。

 5回の表は多々納投手が登板。四球の走者が送りバントと二つの暴投で生還して無安打で1失点。

 その裏、辻居選手のセンター前ヒットと多々納選手の幸運な内野安打で無死一二塁と、ようやく大きなチャンスを掴みました。

 ここで三塁ゴロ。三塁手の一塁送球の間に二塁走者が本塁を突きますが、一塁手からの送球で本塁憤死。得点差とアウトカウントを考えれば暴走でした。

 次打者は投手ゴロで三塁封殺。暴投が有って二死二三塁としましたが、期待の門間選手は二塁ゴロに倒れて結局この回も無得点に終わりました。

 6回の表からは門間投手が登板。簡単に二死を取りましたが八番打者にレフトへクリーンヒットを打たれると、次打者のキャッチャー前の小フライがワンバウンドで捕手に当たって一塁前に転がる内野安打となり、二死一二塁となりました。ここでボークの後、センターへ打ち返されて1点を失いました。

 その裏は一死から中丸選手がチェンジアップを打ってレフトへ二塁打を放ちましたが、期待の四五番が抑えられて無得点。

 7回の表は一死後、ここまで左中間二塁打と2四球のエースで四番と力勝負。大きなレフトファールフライ落球の後、打ち取った当たりが二遊間へ。しかし、これを譲り合ってセンター前ヒットとすると、盗塁と四球も有って一死二三塁とされました。

 ここでスクイズ空振り。すごい勢いで突っ込んで来た三塁走者は捕手の目の前でストップ。でも三塁へ投げてしまって走者は悠々生還。1点を差し上げました。

 その裏は1三振の三者凡退でゲームセット。

 記録子の目には5失点の内の4点は(不運も有ったけど)防ぐことの出来たつまらない失点に映りました。

 それにしても、下位まで鋭い打球を放つ打線、好投手を中心にしっかりとした守り、東戸塚は優勝にふさわしく、攻守に良く出来上がっていました。

 ラービーは今シーズン初めて対戦する豪腕投手に何人かは目を白黒。緩急をつけながら、要所では力一杯の速球を投げ込んで来る相手に完敗でした。

 こうして悔しい準優勝に終わりましたが、課題も見えたし、負け惜しみではなく良い経験が出来たと思います。

 みんな、次は打ち崩そうぜ!

 

投手:辻居→多々納→門間, 捕手:門間→中丸

守備:被安打 8 与四死球 7, 失策 1

攻撃:安打 4 (門間、辻居、多々納、中丸), 四死球 0

 

<準決勝> 3月8日(日) 10:27〜11:15 球場:西田球場 ▲勝ち

チーム名

緑園ラービーA

 

 

 

 

10

台谷戸ブルーファイターズ

 

 

 

 

 

 準決勝の相手は泉区屈指のチーム、台谷戸ブルーファイターズです。

 1回の表、先頭の門間選手が三遊間を破って出塁すると、二盗三盗を決めました。

 そして久保村選手がセーフティーバントと盗塁で続き、無死二三塁としました。

 このチャンスに中丸選手がライトへ運んでまず2点。更に大堀選手がサードを強襲して3点目。その大堀選手も二盗三盗を決め、三盗時の捕手の送球が逸れて、この回4点を上げました。

 その裏は2三振の三者凡退。

 2回の表は中丸選手がレフトオーバーの二塁打で出塁すると、三盗。更にボークがあって1点を追加しました。

 その裏も2三振の三者凡退。

 3回の表はセンター前ヒットの辻居選手が二盗三盗。そして多々納選手が死球と二盗で一死二三塁とすると小網選手がセーフティーバント。これが悪送球を誘ってまず2点。

 更に三盗した小網選手がボークで生還して3点目。

 二死後、走者無しの状態から久保村選手が四球を選ぶと盗塁。ここで中丸選手が三塁線を破って4点目。仕上げに大堀選手がライトオーバーの二塁打を放って5点目を上げました。

 その裏はリリーフした多々納投手が1四球を与えただけで完封。3回コールドで決勝へ駒を進めました。

 昨年の教育親善本部大会で大敗を喫した相手にどこまで戦えるか、現在のチーム力を量る絶好のチャンスと思って臨みましたが、相手がベストメンバーでは無かったのが残念でした。

 

投手:辻居→多々納, 捕手:門間

守備:被安打 0 与四死球 1, 失策 0

攻撃:安打 9 (門間、久保村、中丸3、大堀2、辻居、小網), 四死球 5

 

<決勝トーナメント1回戦> 3月1日(日) 12:38〜13:03 球場:通信隊高砂グランド ▲勝ち

チーム名

下倉田シャークス

 

 

緑園ラービーA

 

 

7x

 

 昨秋行われた予選ブロックを1位で通過し、迎えた桜井杯決勝トーナメント初戦は下倉田シャークス戦です。

 変に暖かい日も有る今年ですが、この日は季節どおりの寒い一日となりました。

 (通信隊は特に寒〜い)

 1回の表。高いマウンドの感触を掴めない辻居投手の投球が高めに浮き、不運な内野安打と2四球で無死満塁のピンチを招きました。

 しかし、ここから辻居投手は踏ん張りました。四番をピッチャーフライに獲ると後続も打ち取り、無失点で凌ぎました。

 その裏、先頭の門間選手が四球で出塁すると牽制悪送球で二進し、久保村選手のバントと暴投で生還して先制しました。

 2回の表は四球の走者を出しましたが門間捕手が強肩で二盗を刺し、3人で終わらせました。

 その裏は一死後、松下選手が四球を選ぶとすかさず盗塁を決め、小網選手のバントが失策を誘い、更に門間選手の四球と続いて一死満塁のチャンスを掴みました。

 ここで久保村選手がスクイズを決め、その後暴投も有って2点を追加しました。

 3回の表は1四球を与えましたが無失点。

 その裏は先頭の大堀選手が四球で出塁すると一死後、辻居選手がセンター前ヒットで繋ぎ、多々納選手の四球で一死満塁としました。

 ここで松下選手の当たり損ねが相手の失策を誘ってまず1点。更に暴投が有って1点。

 尚も続く二三塁のチャンスに門間選手がライトにクリーンヒットを放ってこの回4点を追加しました。

 4回表は三塁手の横を抜けるヒットと死球の走者を出しましたが辻居投手は落ち着いて他を3つの内野ゴロに打ち取って得点を与えませんでした。

 その裏は大堀選手の内野安打と2四球で無死満塁としましたが、多々納選手のセカンドライナーでゲッツーをくらい結局無得点に終わりました。

 5回の表は一番からの攻撃を三人で切って取って5回コールド勝ちとしました。

 寒さで体が動かないのか自慢の打線は不発に終わりましたが、しっかり守って勝利しました。

 それにしても初回の無死満塁を凌いだのが大きかったと思います。

 

投手:辻居, 捕手:門間

守備:被安打 2 与四死球 5, 失策 1

攻撃:安打 3 (門間、辻居、大堀), 四死球 10