2009年 Aチーム<相鉄沿線野球大会> 試合結果

以下のように戦い、見事優勝することができました。ご声援、ありがとうございました!!

<決勝戦> 3月28日(日) 13:09〜14:43 球場:上瀬谷球場  ☆勝ち

チーム名

旭北少年野球部

 

緑園ラービーA

 

 

 決勝戦は寒さも少しずつ和らぎ、薄日も射し始めた中で行われました。

 相手は今シーズン2回の練習試合をお願いした旭区の旭北少年野球部です。練習試合では2勝していますが、本番は当然違うもの。試合巧者ぶりに注意して戦いました。

 1回の表、いきなり三遊間への痛打(小網遊撃手はよく飛びつきましたが内野安打)と送りバント、センター前ヒットと畳み掛けられました。

 この一死一塁三塁のピンチに一塁走者の二盗を刺し、三塁走者の生還を許すという守備を取りました。そして結果的にこの対応が正解となりました。

 その裏、久保村選手がその俊足で内野の悪送球を誘って出塁すると、盗塁と内野ゴロで三進し、内野ゴロの失策で生還して早い段階で追い付きました。

 2回の表は無死から四球の走者を出し、送りバントと内野の悪送球で二死ながら一三塁のピンチを招きましたが、ショートゴロで得点を与えませんでした。

 その裏は清水選手が渋いヒットで出塁し、二盗を決めましたが、良く鍛えられた巧みな牽制に刺されて無得点。

 3回の表、この回再び一番からの攻撃でしたが、先頭をレフトライナーに獲ると辻居投手は波に乗り、以降一人の走者も出しませんでした。

 3回の裏は二死から、大堀選手が深く守ったレフトの遥か頭上をライナーで越えて行く、ものすごい三塁打を放ちましたが、続く児玉選手の一打はライトライナーとなって無得点に終わりました。

 そして迎えた4回の裏、辻居選手、松下選手が四死球で出塁すると一死後、小網選手がセーフティーバントを決め、辻居選手も二塁からよく走って1点を勝ち越しました。

 更に小網選手盗塁の二三塁から門間選手がライト右に弾き返して二者を迎え入れ、この回3点を上げました。

 5回の裏は大堀選手、児玉選手の連打と内野の失策で無死満塁のチャンスを掴みました。しかしここは3本の内野ゴロで1点も上げることはできませんでした。やはり旭北の守備力は素晴らしいものがありました。

 6回の裏は四球で出塁の門間選手を三塁に置いて大堀選手がセンターへ打ち返し、1点を追加しました。

 そしてこの回終了時点で時間切れとなり、ついに優勝の栄冠を勝ち取りました。

 この大会を総括すると、6試合で失策2個という固い守りが投手陣を支え、攻撃では個々の選手がその持てる能力を十分に発揮しました。

 そして最高殊勲選手賞には辻居選手が選ばれました。辻居選手は投手としてこの大会で27回1/3を投げ、被安打6で自責点2という素晴らしい結果を残しました。

 表彰式、閉会式では空は穏やかに晴れわたり、風も完全に止んで、まるで君たちの優勝を祝福しているようでした。

 みんなよくやったおめでとう!!!

 

投手:辻居, 捕手:門間

守備:被安打 2, 与四死球 1, 失策 1

攻撃:安打 9 (児玉3、清水、大堀3、小網、門間), 四死球 4

 

<決勝トーナメント準決勝> 3月28日(土) 9:00〜10:36 球場:上瀬谷球場  ☆勝ち

チーム名

緑園ラービーA

 

岩崎キングスターズ

 

 

 準決勝戦は咲きかけた桜が縮み上がる寒さの中での試合となりました。

 相手は保土ヶ谷区の岩崎キングスターズ、緩急をうまく使う好投手との戦いとなりました。

 1回の表。立ち上がりの制球に苦しむ相手投手から先頭の門間選手が四球を選ぶと、中丸選手の内野安打などで二死ながら二三塁のチャンスを掴みました。

 ここで児玉選手のレフトへの飛球は北風に乗って左翼手越えの二塁打となり、2点を先制しました。

 その裏は四球の走者の二盗を強肩門間捕手が刺して三人で終わらせました。

 2回の表は四球の清水選手を門間選手、久保村選手の連打で還し、内野ゴロの失策もあって2点を追加しました。

 その裏は三者凡退。

 3回の表は辻居選手と松下選手が捕手前のラッキーなヒットを連ねて一死二三塁のチャンスを作りました。しかし後続が2三振に倒れて追加点を上げられませんでした。

 そんな後の守りは嫌なものですが、案の定3回の裏は2四球で一死一三塁というこの試合最大のピンチを迎えました。

 しかしここでサイン違いか、飛び出した三塁走者を三本間に挟んで刺すと、この間に二塁を回った一塁走者も刺し、ラッキーなダブルブレーで凌ぎました。

 4回の表は久保村選手が速球に食らいついてよく粘り、四球を得て出塁しましたが二盗を刺されて結局三人で終わりました。

 その裏は一番からでしたが三者凡退に終わらせました。

 5回の表はこの回先頭の大堀選手がライトオーバーの三塁打で出塁しました。

 しかし続く二者が倒れて二死となってしまい、再び嫌な感じが漂い始めましたが、ここで松下選手がしぶとく一塁手の後方へ落とし、貴重な追加点を上げることが出来ました。

 その裏はこの試合唯一のヒットを四番に打たれましたが、辻居投手は落ち着いて二者を討ち取り、多々納投手にバトンタッチしました。

 多々納投手は代わり端に四球を与えましたが、次打者を討ち取ってこの回も無失点。

 6回の表は二死無走者から、門間選手のライトへのヒットと久保村選手のセーフティバントでチャンスを作ると、内野の失策でまず1点、そして大堀選手がセンター前に落としてこの回決定的な2点を追加しました。

 その裏は多々納投手が速球で三者凡退に討ち取って、7回コールドで決勝へ駒を進めました。

 

投手:辻居→多々納, 捕手:門間

守備:被安打 1, 与四死球 4, 失策 0

攻撃:安打 11 (中丸、児玉、門間2、久保村2、辻居、松下2、大堀2、), 四死球 3

 

<決勝トーナメント1回戦> 3月22日(日) 10:28〜12:03 球場:上瀬谷球場  ☆勝ち

チーム名

緑園ラービーA

 

ビーバーエコーズ

 

 

 本部大会初戦は左右の好投手を擁する保土ヶ谷区のビーバーエコーズ戦です。

 雨で試合が二日延びたこの日は爆風とも言える強風が吹き荒れ、厳しい環境での戦いとなりました。

 1回の表、先頭の門間選手が四球で出塁しましたが、左腕特有の巧みな牽制で誘い出されて憤死。

 それでも続く久保村選手も四球で出塁すると、中丸選手の内野ゴロでゲッツーを焦った送球が逸れて右中間を転々とする間に生還して先制しました。

 しかしこの時、一気に本塁を狙った中丸選手は相手の見事な中継プレーに本塁憤死となり、この回1点止まりとなりました。

 その裏は三塁線のボテボテが内野安打となりましたが辻居投手が三四番を連続三振に獲って無失点の立ち上がりとなりました。

 2回の表は三者凡退。

 その裏は四球、送りバント、暴投の二死三塁から投手強襲安打を打たれて同点とされました。

 3回の表は死球の清水選手がバントで二進しましたが後続が倒れて無得点。

 その裏は2三振の三者凡退。

 4回の表は強風下の幸運なヒットで出塁した中丸選手が二死後、3四死球で生還して勝ち越しました。

 その裏は2三振の三者凡退。

 5回の表は四球で出塁の門間選手が盗塁と内野ゴロで三進すると、大堀選手が速球をセンターへ弾き返して1点を追加しました。

 その裏は三者凡退。

 6回の表も三者凡退。

 その裏も三者凡退で時間切れで勝利しました。

 序盤、強風で巻き上がる砂塵のためになかなかリズムに乗れなかった辻居投手ですが、中盤に降った雨のおかげで砂塵が弱まるとリズムを掴み、中盤は力で、後半は打たせて取る好投で3回以降をパーフェクトに抑えました。

 その間、再三の大堀一塁手の好捕や強肩久保村中堅手のセンターゴロ補殺など、堅守が辻居投手を支えました。

 こうしてラービーとしてなかなか破ることのできなかった相鉄本部大会初戦の壁を遂に突破することが出来ました。

 

投手:辻居, 捕手:門間

守備:被安打 2, 与四死球 2, 失策 0

攻撃:安打 2 (中丸、大堀), 四死球 7

 

以下のように予選ブロック1位で決勝トーナメント進出を決めました。

<予選トーナメント決勝> 3月7日(土) 9:30〜10:31 球場:原小学校  ☆勝ち

チーム名

峰岡ジャガーズ

 

 

 

 

緑園ラービーA

1x

 

 

 

 

10x

 

 ブロック決勝は峰岡ジャガーズ戦です。左腕の好投手とどう戦うかがカギでした。

 1回の表、先頭を四球で出し、送りバントで一死二塁とされましたが辻居投手が後続を2三振に取って無失点の立ち上がりとなりました。

 その裏、門間選手と中丸選手の四球で掴んだ一死一三塁で、内野ゴロの失策でまず1点。

 更に児玉選手が四球で繋ぐと辻居選手がレフトへクリーンヒット放って2点目。

 そして松下選手がセンターへ弾き返して二者を迎え入れ、この回4点を先制しました。

 2回の表は三者凡退。

 その裏、ふたたび先頭の門間選手が死球で出塁すると続く3四死球で1点を上げました。

 更に児玉選手のセンター前ヒットで2点目、暴投で3点目、そして辻居選手が四球で繋ぐと、内野ゴロで4点目が入りました。

 そして仕上げに清水選手が綺麗にセンターへ弾き返してこの回も5点を追加しました。

 3回の表からは多々納投手が登板。四球と死球が有りましたが球威で他者を打ち取り、無失点としました。

 その裏一死後、中丸選手があわやホームランというレフトオーバーの二塁打で出塁すると捕逸で三進し、最後は児玉選手がセンターへサヨナラヒットを放って10点差のコールドゲームとしました。

 相手先発左腕が本調子でなかったこともあって大勝しましたが、好守に力を出せたと思います。細かいことは目を瞑ってね。

 こうしてブロック1位となり、本部大会進出を決めました。

 

投手:辻居→多々納, 捕手:門間

守備:被安打 0, 与四死球 3, 失策 0

攻撃:安打 6 (辻居、松下、児玉2、清水、中丸), 四死球 8

 

<予選トーナメント準決勝> 3月1日(日) 15:12〜16:45 球場:細谷戸グランド  ☆勝ち

チーム名

今宿東キングローズ

緑園ラービーA

9x

 

 通信隊で行われた桜井杯本部大会初戦に勝利して駆け付けたこの日の2試合目です。

 試合開始直前の到着で慌ただしく試合に臨みました。

 1回の表、準備不足か先発門間投手は制球に苦しんで2四球を与えました。しかし球威で2三振を奪って無失点の立ち上がりとなりました。

 その裏は三者凡退。先制パンチが不発に終わりました。

 2回の表は一死後、四球を与えると次打者をツーナッシングに追い込みながら死球を与えてしまいました。

 これで動揺したか次打者にも四球を与え、一死満塁のピンチを迎えたところで辻居投手に交代。

 急な登板で辻居投手も暴投と四球を与えました。そしてここでツーランスクイズを決められて3点を先制されました。

 新チームになって初めて先制される展開に、どのように対処するか試される試合となりました。

 2回の裏は外野の落球による出塁が有り、3塁まで進めましたが無得点。

 3回以降、守っては辻居投手がストライクを先行させる投球で付け入る隙を与えず、バックもよく守って7回までパーフェクトに抑えました。

 攻めては3回裏、小網選手のヒットと門間選手の死球で掴んだ二死一二塁で内野の悪送球が有り1点を還すと、大堀選手が左中間を破って同点としました。

 4回の裏は先頭の辻居選手がレフト前ヒットで出塁すると盗塁と暴投で三塁へ進み、内野ゴロの悪送球で勝ち越しました。

 更に小網選手のヒットなどで二三塁とすると久保村選手がライト線へ痛打を放ってイケイケ打線にようやく火がつきました。そして、中丸選手、児玉選手にもヒットが生まれてこの回6点を上げました。

 こうして早い段階で集中打で逆転し、予選ブロック決勝戦へと駒を進めました。

 雨が降ったりして本当に寒い一日でしたが2連勝で終わってよかったね。

 

投手:門間→辻居, 捕手:中丸→門間

守備:被安打 0, 与四死球 6, 失策 0

攻撃:安打 8 (小網2、大堀、辻居、久保村、中丸2、児玉), 四死球 2

 

<予選トーナメント2回戦> 2月15日(日) 13:33〜15:02 球場:細谷戸グランド  ☆勝ち

チーム名

緑園ラービーA

阿久和ファイターズ

 

 2009年度Aチームの公式戦が始まりました。前日ほどではありませんでしたがこの時期としては暖かな開幕戦となりました。相手は阿久和ファイターズです。

 1回の表、先頭の門間選手がストレートの四球で歩くとすかさず盗塁を決め、久保村選手のセーフティバントと盗塁でいきなり無死二三塁のチャンスを掴みました。

 ここで中丸選手が期待に応えてレフト左を破り、二者を迎え入れて先制しました。

 しかし、更に大堀選手、児玉選手の連打で掴んだ無死満塁では後続三者が倒れて追加点を上げることができませんでした。

 その裏、先発は辻居投手。一死後の死球とバントヒットで一死一二塁とされましたが四番の送りバントの後、三振を取って無失点での立ち上がりとなりました。

 2回の表は一死後、門間選手、久保村選手の一二番コンビが初回と同じ攻撃で二三塁としました。

 そして再び中丸選手が、今度は右中間へ二塁打を放って二者を迎え入れました。

 更に四番大堀選手が豪快に左中間フェンスを越える一発を放ちました。

 なおも児玉選手、辻居選手の連打が続きましたが多々納選手の痛烈な一打はサードライナーとなってゲッツーをくらい、結局この回は4点止まりとなりました。

 その裏は三者凡退。

 3回の表裏も三者凡退。

 4回の表は久保村選手が綺麗に三遊間を割りましたが期待のクリーンアップが凡退で無得点。

 4回の裏からは大堀選手が登板。四球と内野の失策による走者を出しましたが、他を抑えて無失点。

 5回の表は辻居選手がセンターへ運びましたがやはり後続が無く、無得点。

 その裏は三者凡退。

 6回の表は一番からの攻撃で期待しましたが三者凡退に終わりました。

 その裏から門間投手が登板。二番からの攻撃を球威で三者とも投手ゴロに打ち取りました。

 7回の表、死四球で掴んだチャンスではスクイズが捕邪飛となって最悪のダブルプレー。追加点を上げられませんでした。

 その裏は2死球を与えましたが最後はきっちり三振で締めくくりました。

 こうして幸先の良いスタートを切りましたが、贅沢を言えば尻すぼみの攻撃に不安を残しました。外野に一本も飛ばさせず、1安打に完封した三投手の頑張りが有ったから良いものの、このような攻撃をしていて土俵際でうっちゃりを喰らったことも何度か経験しています。取れる時にどん欲に取る姿勢が大事です。

 と、苦言を呈しましたが、何はともあれ公式戦初戦快勝おめでとう。

 

投手:辻居→大堀→門間, 捕手:大堀→門間→大堀

守備:被安打 1, 与四死球 4, 失策 1

攻撃:安打 11 (久保村3、中丸2、大堀2、児玉2、辻居2), 四死球 4