2009年 Aチーム<横浜市少年野球大会> 試合結果

横浜スタジアムでの決勝戦は残念な結果に終わりましたが、選ばれたチームが戦う夏の上部大会で銀メダルを獲得できました。ご声援ありがとうございました。

<決勝> 8月28日(金) 9:05〜10:36 球場:横浜スタジアム  ▼負け

チーム名

緑園ラービーA

白山フレンドジュニア

1x

3x

 

 ついに辿り着いた横浜スタジアムでの決勝戦。相手は神奈川新聞杯を制した緑区チャンピオンの白山フレンドジュニアです。今大会も素晴らしい破壊力で勝ち上がってきました。

 先攻のラービーは1回の表、先頭の門間選手が四球で出塁するとすかさず盗塁。そして小網選手の内野ゴロで三進しました。

 このチャンスに門間選手は大きな第二リードでバッテリーを揺さぶり、捕逸を誘って先制しました。良い走者でした。

 更に中丸選手がレフトへクリーンヒットを放って出塁しましたが左腕投手の牽制に引っ掛かって憤死。チャンスを広げることが出来ませんでした。

 その裏、二死から四球の走者が盗塁とボークで三塁へ達しましたが、四番を抑えて無失点。

 2回の表は無死で多々納選手が四球を選びましたが得点に結びつけられませんでした。

 その裏はやはり二死から四球の走者が出ましたが、次打者の打球に触れてスリーアウト。

 3回の表は久保村選手がセーフティーバントを決めて出塁すると、盗塁と内野ゴロで一死三塁としました。

 そして小網選手が四球を得ると二盗。この時の捕手からの送球がセンターへ抜けて1点を追加しました。

 しかしこの時、三塁を狙った小網選手はアウト。結局この回は1点止まりとなりました。

 その裏は三者凡退。

 4回の表は一死から多々納選手が右中間を破る三塁打を放ちましたが一気に本塁を狙ってアウト。このクラスのチームになると中継ミスは期待できません。暴走でした。

 その裏は二死から初安打(記録上は2回裏の三死目の打撃が初安打)を許しましたが無失点としました。

 5回の表は二死から久保村選手が内野安打で出塁しましたが無得点。

 その裏は先頭に三遊間を抜かれ、初めて無死の走者を許しました。

 この走者が盗塁と内野ゴロで三塁へ進むと、捕逸が有ってあっさり1点を与えました。

 拙攻を続けている間に流れが少しずつ相手に向かい始めた感じです。

 その流れを止めたいところでしたが6回の表は上位打線が三者凡退。

 そしてその裏、先頭の何でもない投手ゴロをジャックルして一塁へ生かすと、盗塁と投手ゴロで再び一死三塁とされました。

 ここで強いピッチャーゴロ、当たりにつられて三塁走者が飛び出し、「もらった」と思いましたが門間投手は一塁へ送球。むざむざと同点を許してしまいました。

 この回、3本のピッチャーゴロで1失点という珍しい記録を残してしまいました。

 同点の最終回、先頭の多々納選手がセンター前ヒットで出塁し、内野ゴロで二進して勝ち越しのチャンスを掴みました。

 しかし続く投手ゴロで飛び出した多々納選手は戻れずにタッグアウト。更に一塁へ転送されて打者走者もアウトという、これまた珍しい併殺を喰らって無得点に終わりました。

 これで流れは完全に相手へ。

 その裏、無死から四死球の走者を出すと二塁走者に捕手が翻弄されて二三塁となり、絶体絶命のピンチを迎えました。

 ここでスクイズ空振りで三塁走者を刺し、一死三塁としましたが、最後はライト前に打ち返されてサヨナラ負けとなってしまいました。

 この試合、門間投手が強力打線を相手に見事な投球を見せましたが、細かなミスが失点に結びついてしまいました。

 逆に言うと、そういうところを突いてくる、白山が素晴らしいチームだったと言えるでしょう。

 そして拙攻、試合運びに甘さが有りすぎました。

 この試合、攻守の要、大堀選手を発熱で欠いていましたが、その影響は小さくなかったようです。

 しかし、夏の上部大会で準優勝、素晴らしい結果を残しました。

 みんなおめでとう。よく頑張りました。

 

投手:門間, 捕手:中丸

守備:被安打 4, 与四死球 4, 失策 1

攻撃:安打 5 (中丸、久保村2、多々納2), 四死球 3

 

<準決勝> 8月22日(土) 12:21〜13:55 球場:保土ヶ谷少年野球場A  ☆勝ち

チーム名

坂本少年野球部

 

緑園ラービーA

0x

 

5x

 

 準決勝戦の相手は保土ヶ谷区の坂本少年野球部。春のYBBL予選では勝たせてもらいましたが、強豪永田台少年野球部を破って勝ち上がってきており、強敵です。

 1回の表、2四球と1安打で満塁とされると、センターへゴロで抜けるヒットと死球押し出しで2点を献上しました。

 その裏は三者凡退。

 2回の表は1死球有りましたが無失点。

 その裏は三者凡退。ここまで、緩急を付けた相手投手に一人の走者も出せませんでした。

 3回の表は三者凡退。門間投手も2回以降、落ち着いてきました。

 その裏、内野の失策で松下選手が出塁すると捕逸で二進しました。

 この初めてのチャンスに松本選手が左中間を破る三塁打を放って反撃のノロシを上げました。

 そして久保村選手が相手守備の隙を突くヒットで出塁すると盗塁。この二三塁のチャンスに門間選手がセンターへ弾き返し、二者を迎え入れて逆転しました。二塁走者俊足久保村選手の走塁は見事でした。

 4回の表は先頭が内野の失策で出塁しました。しかしここで、送りバントで二進した走者の離塁の大きいのを中丸一塁手は見逃さず、素早い送球で刺して併殺としました。

 更に死球で出塁した走者の二盗を大堀捕手が許さず、結局三人で終わられました。

 逆転した後の重要な回でしたが、しっかり守りました。

 その裏は四球と牽制失策で児玉選手が二進すると、多々納選手がクリーンヒットで繋ぎ、盗塁して二三塁としました。

 ここで松下選手がスクイズを決めると、二死後、久保村選手がバントヒットを決めてこの回2点を追加しました。

 5回の表は一番からでしたが三人で終わらせました。

 その裏は大堀選手のヒットが有りましたが無得点。

 そして6回表、強い当たりが2本続き、それが失策を招いて暴投も有り、無死二三塁とされました。

 ここで、内野ゴロで一死としましたが、ベンチの指示が伝わらなかったのか、次の内野ゴロが野選となって、1点を返されました。

 更に四球も有りましたが、門間投手は踏ん張って後続二者を抑えました。

 そしてその裏、代打木下選手が内野ゴロに倒れたところで時間切れで勝利しました。

 初回の2安打以外ヒットを許さず、疲れが見えた終盤も気力で頑張った門間投手の力投がナインを横スタへ導きました。

 さあ決勝戦。憧れの横浜スタジアムで思いっきりプレーしよう。

 

投手:門間, 捕手:大堀

守備:被安打 2, 与四死球 6, 失策 3

攻撃:安打 6 (松本、久保村2、門間、多々納、大堀), 四死球 1

 

<トーナメント3回戦> 8月22日(土) 8:54〜10:45 球場:保土ヶ谷少年野球場A  ☆勝ち

チーム名

緑園ラービーA

 

 

南山田ライオンズ

 

 

 

 3回戦の相手は都筑区の南山田ライオンズです。

 1回の表は三者凡退。

 その裏は2安打されましたが無失点。

 2回の表は死四球で無死一二塁としましたが、多々納選手の左中間を襲うライナーは予め大きく左に守っていたセンターの正面へ飛び、後続も倒れて無得点となりました。

 その裏は四球で出塁し二盗を決めた走者の三盗を大堀捕手がストライクの送球で刺して結果的に三人で終わらせました。

 3回の表は一死から俊足門間選手が内野ゴロの悪送球を誘って出塁すると、小網選手のバントで三進しました。

 更に中丸選手が四球と盗塁で二死ながら二三塁とすると、大堀選手がセンターオーバーの三塁打を放って2点を先制しました。

 その裏は2四死球が有りましたが、三四番を連続三振に獲って無失点としました。

 4回の表は四球や内野フライの落球、久保村選手のバントヒットなどが有りましたが、走塁ミスが有って満塁の走者が残塁し、無得点となりました。

 拙攻の後のその裏、嫌なものですが案の定、四球とヒットで一死満塁とされると押し出し四球でまず1点、そして打ち取った当たりがライト線に落ちて更に2点を追加され、逆転されました。

 勢いは完全に相手側に有り、続いて見事にスクイズを決められて引き離されたかと思いましたがこれが反則打球。ラッキーも有ってこの回なんとか3点で止めました。

 それでも時間的に最終回と思われる5回表、一死を取られて崖っ淵に立たされました。

 しかしここで、頼れる四番大堀選手が右中間をライナーで破る起死回生の本塁打を放って同点としました。

 こうなると流れは完全にラービーへ。児玉選手、多々納選手が連打を浴びせると、2四球と暴投に久保村選手のスクイズ、そして門間選手のセンターオーバーの本塁打が飛び出して、合計6点を上げて試合を決めました。

 そしてその裏、2四球を与えましたが他を締めて、5回終了時間切れで勝利しました。

 最後に看板打線が本領を発揮しましたが、苦しい試合でした。

 

投手:門間→大堀, 捕手:大堀→門間

守備:被安打 4, 与四死球 8, 失策 1

攻撃:安打 6 (大堀2、久保村、門間、児玉、多々納), 四死球 7

 

<トーナメント2回戦> 8月21日(金) 9:43〜11:18 球場:保土ヶ谷少年野球場A  ☆勝ち

チーム名

藤が丘ファイヤーズ

 

緑園ラービーA

 

8x

 

 2戦目は青葉区の藤が丘ファイヤーズが相手です。

 1回の表は内野ゴロの雑な処理で生かした走者を、ライト前ヒットで還されて1点を失いました。

 その裏は四球で出塁した門間選手が盗塁と暴投で三進すると、小網選手がライトへクリーンヒットを放ってたちまち同点としました。

 2回の表は1安打有りましたが無失点。

 その裏は、センターへのヒットで出塁した多々納選手が内野ゴロの失策とボークで三進し、暴投で生還しました。

 3回の表も1安打有りましたが無失点としました。

 その裏は失策で出塁の中丸選手を大堀選手がレフトフェンス直撃の二塁打で迎え入れると、多々納選手の内野安打の時の送球が逸れる間に大堀選手も生還して2点を追加しました。

 4回の表は信じられない失策で出塁させた走者を置いて、右中間を破る本塁打を浴びて2点を返されました。

 その裏は二死から中丸選手がレフトオーバーの二塁打で出塁すると、大堀選手が詰まりながらも右中間を破る本塁打を放って2点を追加しました。

 5回の表は1四球の無失点。

 その裏は左中間を破る二塁打で出塁した松下選手が内野ゴロで三進すると、久保村選手が見事なバントヒットを決めて1点を追加しました。

 その久保村選手はすかさず二盗三盗。そして小網選手の内野安打で生還してこの回も2点を追加しました。

 そして6回の表を1四球の無失点として時間切れで勝利しました。

 勝つには勝ちましたが、集中力を欠いたプレーが随所に現れて、決して褒められる試合内容では有りませんでした。

 何でもない送球の落球、次の塁を狙わない走塁、いい加減な中継プレー、牽制死・・・。1球1球、一つ一つのプレーにもっと集中して戦わないとこの先は無いと思わないといけません。

 

投手:門間, 捕手:大堀

守備:被安打 5, 与四死球 2, 失策 2

攻撃:安打 12 (小網2、多々納2、大堀2、松下2、門間、中丸、児玉、久保村), 四死球 3

 

<トーナメント1回戦> 8月16日(日) 9:29〜10:57 球場:新横浜公園投てき練習場  ☆勝ち

チーム名

緑園ラービーA

 

 

14

根岸ハリケーンズ

 

 

 

 ラービーが泉少連の推薦を受けて戦う夏休み中の上部大会は第43回横浜市少年野球大会です。

 その初戦の相手は磯子区の根岸ハリケーンズです。

 1回の表は2四球に野選と挟殺プレーのミスが有って、いきなり無死満塁のチャンスを掴みました。

 しかしここは、期待の中軸が軟投派投手の術中にはまって内野ゴロと内野フライに倒れ、無得点。嫌な立ち上がりです。

 そんな思いを払拭させたのが門間投手。1回の裏を、高く弾んだ内野安打1本以外、三者三振に獲って流れを掴みました。

 2回の表は先頭の松下選手が初ヒットを放って出塁すると、松本選手の四球と久保村選手のバントヒットで再び無死満塁としました。

 このチャンスに門間選手はショートの好プレーに倒れましたが、小網選手と中丸選手が連続四球を選んで2点を先取すると、内野ゴロのトンネルと内野ゴロの悪送球が有ってこの回6点を上げました。

 その裏は二死を獲ったところで多々納投手に交代。多々納投手も三振を奪い、無失点としました。

 3回の表は一死後、久保村選手がライトへのクリーンヒットで出塁すると二盗三盗、そして門間選手の内野ゴロで野選を誘って生還し、その快足ぶりを披露しました。

 更に小網選手がセーフティーバントで出塁すると大堀選手がライトの後方へ運んで二者を迎え入れ、児玉選手がライト線へ技ありの本塁打を放ってこの回5点を追加しました。

 その裏、1点以内に抑えれば10点差のコールドゲームとなるところでしたが、二死から3連打を浴びて2点を返されました。

 しかし、リリーフした大堀投手が後続を抑えてそれ以上の失点はしませんでした。

 4回の表は1死球有りましたが無得点。

 その裏は死球とライトへの二塁打で一死二三塁とされましたが、内野ゴロで本塁を突いた三塁走者を中丸一塁手が落ち着いた送球で刺し、併殺として無失点で凌ぎました。

 5回の表は小網選手が内野の失策で出塁すると中丸選手が高々とレフトオーバーの本塁打を放ち、更に大堀選手がライナーでセンターの頭上を越える本塁打を放って3点を追加しました。

 その裏、3四死球の一死満塁から二塁手の後方へ落とされて1点を失いましたが、最後は4−6−3の併殺を獲って5回コールドで初戦を突破しました。

 久々の実戦のせいか、大量得点しましたが、どこか消化不良の試合でした。

 

投手:門間→多々納→大堀, 捕手:大堀→門間

守備:被安打 6, 与四死球 4, 失策 0

攻撃:安打 8 (松下、久保村2、小網、大堀2、児玉、中丸), 四死球 6