2010年 Cチーム<しらゆり球友会春季大会> 試合結果

ベスト4進出。第3位の結果を収めることができました。ご声援ありがとうございました。


/4 本部大会準決勝 1540分開始。

戸塚ホークス  5 2 1 0 6 計14

緑園ラービー  1 1 0 0 5 計 7


投手 柴田 1 2/3回、 小林 3 1/3

被安打:6


捕手 松本


安打:小林、松本、塙、高梨

二塁打:松本、堀

三塁打:堀、柴田



1回表 先発は速球が武器の柴田投手。公式戦では初登板です。

     先頭打者を幸先よく内野ゴロに打ち取りますが、次打者に四球を与えるとリズムが乱れ、

     その後、レフトオーバーの長打を2本浴びるなど、気持ちが整う前に5点を奪われて

     しまいます。

1回裏 ラービーもすかさず反撃。2番松本選手がセンター前ヒットで出塁。4番堀選手が

     右中間を完璧に破るタイムリー2塁打を放ち、1点を奪います。

2回表 柴田投手、相手打線を無安打に封じるも4つの四球とワイルドピッチにより、

     2点を追加されます。ここで、酷暑の中、1回戦で捕手を務めた、小林選手に投手交代。

     2アウト3塁のピンチでしたが、ショートゴロに打ち取り、追加点を阻止しました。

2回裏 6番柴田選手ショートフライ、7番野島選手サードゴロで2アウトとなりますが、

     8番塙選手がキャッチャー前にバントヒット。9番高梨選手は打った瞬間に

     わかる、レフト線への会心のクリーンヒットをうち、チャンスを作ります。これに、

     小林選手がライト線へのヒットで応え、1点をとりかえしました。

3回表 前の回にランナーとして残った小林投手。この回は、相手打線を無安打に封じるが、

     4つの四球で得点を許します。

3回裏 主砲堀選手が火の出る打球、若松選手が芯で捕らえた快音を放つが、いずれもライト、

     ショートの正面への当たりとなり結局3者凡退に。流れがこちらに向いてきません。

4回表 しかし、小林投手がこの展開で、キャッチャーファールフライ、三振、サードゴロと

     9球で三者凡退に相手打線を封じる、気迫のピッチングを見せました。

4回裏 なんとしても得点を奪い、流れを掴みたいラービー。

     先頭の柴田選手がレフトへの痛烈な当たり。しかし、またも野手の正面をつき、

     終わってみれば、3者凡退となってしまいます。

5回表 これまで、気迫のピッチングで相手打線の追加点を拒んできた小林投手でしたが、

     先頭打者に四球を与えると、疲れがでたのか、その後の四球や不運な安打により

     6点を奪われ、12点差となってしまいます。

5回裏 最終回のラービーの攻撃。

     先頭高梨選手が死球を受けると、この試合、ツキのなかった打線が爆発。小林選手が四球

     を選ぶと、松本選手は、一塁手のグラブを弾く気迫の2ベースでまず2点。続く小野選手の

     痛烈なライナーはセカンドに好捕されますが、堀選手が右中間を深々と破る3塁打。柴田

     選手もライト線に気持ちでボールを運ぶ3塁打を打ち5点取りましたが、追い上げもここまで。

     残念ながら負けました。


打線は、8安打でしたが、塙選手の脚力をいかしたバントヒット。堀選手の力を活かした2本の長打

など各選手の特徴がよくでた安打がありました。残念だったことは、強いライナーが相手の正面を

つくことが4回もあったこと。「試合に勝つ」ためにはツキも必要である、ということでしょうか。

一方、被安打は6でしたが、与四死球が15個あり守備では、最後まで流れを引き寄せることは

できませんでした。


このゲームは、酷暑の中で連続して行われた2試合目。メンバー表の交換直後に遠藤選手が

体調不良となり、急遽メンバー変更を行いました。ベンチ入り最後の1人、中山選手も、死球を

受けた高梨選手に打順が再び来れば、代打の予定がありました。各選手がこれまで練習や試合

を通じて得た技術の進歩、メンタル面での成長が、この試合では随所にみられ、選手、監督、

コーチ、応援、Cチームの総力を挙げて決勝を目指しましたが、結果は負けて3位で終了する

こととなりました。1試合目もふくめて、今回得られた経験を今後、みんなで大事にしていきたい。

そういう一日となったと思います。



7/4 しらゆり本部大会1回戦 1350分開始。

しらゆり球場。梅雨間の晴れ。前夜からの雨の影響もあり酷暑。


緑園ラービー      1 2 1 1 2 計8

ACFベースボールクラブ  2 0 1 0 0 計3


投手 松本 5回 被安打:4

捕手 小林


安打:小野、小林、遠藤、若松、野島、塙

二塁打:小野、若松


1回表 エラーで出塁した小林選手を3塁において、小野選手がセンター前にクリーンヒットを放ち

     幸先よく1点先制。

1回裏 先頭打者にレフト前ヒットを打たれ出塁を許した後、粘りの投球で2アウト2、3塁まで漕ぎ

     付けるもエラーとワイルドピッチで逆転を許す。しかし、なお3塁のピンチを空振り三振で退

     け、チームに勇気を与えるピッチングをしました。

2回表 先頭の若松選手がエラーで出塁すると盗塁、相手投手の牽制悪送球により3塁まで進む

     と野島選手のサードゴロにすばやく反応、フィルダースチョイスを誘い、走力で同点にしま

     す。さらに2アウト3塁の場面で、小林選手がたたきつけた打球は三遊間をしぶとく破る

     タイムリーヒット、見事逆転に成功しました。

2回裏 松本投手が連続三振を奪う等、しっかりと三者凡退に抑え、主導権を引き寄せました。

3回表 簡単に2アウトを取られますが、遠藤選手がヒットを放ち、盗塁で再びチャンスを作ります。

     ここで若松選手の打球はピッチャーゴロでしたが、相手選手が慌てるほどの一塁への全力

     疾走でエラーを誘い、その間に遠藤選手が生還、1点を追加します。

3回裏 先頭打者に出塁を許し、2アウト3塁となった場面。4番打者にライトの頭上を越される

     3累打を打たれ、再び1点差となる緊迫した試合になりました。が、この場面も松本投手は

     5番打者を空振り三振に抑え、気持ちの入った投球を見せました。

4回表 先頭の野島選手が3塁内野安打で出塁すると、2アウト2、3塁の場面を迎えます。ここで、

     小野選手の気持ちがこもった打球は、センターオーバーとなる2塁打になり、2者を迎え入

     れました。

4回裏 松本投手が打者2人を三振に取りナイスピッチング。若松選手も一塁フライを確実にさば

     き相手攻撃を3者凡退に封じ、ここで試合の流れを完全に引き寄せました。

5回表 1アウト後、若松選手がセンターオーバーの2塁打を放ち、チャンスを作ります。その後、

     1アウト2,3塁としますが、相手投手も粘りのピッチングで、野島選手から三振を奪います。

     しかし、ここで塙選手がライト線にタイムリーヒット。貴重な追加点2点を奪いました。

5回裏 最終回も松本投手。先頭打者に安打を許しますが、後続を冷静に断ち見事完投勝利を

     収めました。


守備では、松本投手が渾身の7810奪三振。また、攻撃では、毎回小刻みに得点を重ね、

リズムよく試合を進めることができました。特に、8点中、6点が2アウトの場面で奪うなど、「この試合

に絶対に勝つ」という選手全員の気持ちが結果に結びついたナイスゲームとなりました。


今日の酷暑で、休み時間がほとんど無いダブルヘッダーは3・4年生には大変だけど、この勢いで

頑張りましょう!