2011年 Aチーム ≪東京新聞旗杯神奈川県大会結果≫

 

≪3回戦≫

 8月14日(日) 9:01~     球場:境川遊水地A    ★敗戦

チーム名

笹下トッパーズ

 

緑園ラービー

 

 

投手:佐藤 4 1/3回 近村 1 2/3回

捕手:村田

 

安打:石川、佐藤2、近村、松田

2塁打:村田、小野(晧)

 

被安打:9本

 

1回表 先頭打者を外野フライに打ち取り、次打者の痛烈なピッチャーライナーを佐藤投手が

好捕。好フィールディングでした。続く打者にはセンターへ弾き返される3塁打を浴び、

後続の打者の当りは三遊間へのゴロ。三塁手と遊撃手が重なり、譲り合う様な形に

なって抜けしまい、3塁走者が生還して1点を失いました。遊撃手の正面のゴロでした

ので、もったいない失点でした。

1回裏 2者が倒れたあと、村田選手がセンターへ2塁打を放ち、続く佐藤選手が二遊間を破る

     ヒットで村田選手を迎え入れました。二死から主軸の連打で同点に追い着きました。

     効率の良い攻撃でした。

 

2回表 先頭打者の打球は1塁への高いバウンド。関谷一塁手が捕球しましたが、投手と二塁

手のベースカバーが遅れて内野安打になってしまいました。次打者の3球目に1塁走者

が盗塁を試みましたが、村田捕手が好送球で刺して佐藤投手を助けました。空振りの

三振を奪ったあと、続く打者には四球を与えましたが、最後は内野ゴロに打ち取って無

失点に抑えました。

2回裏 一死から小野(晧)選手がレフト線への2塁打と松田選手のレフト前へのヒットに金城

     選手が四球を選んで満塁とし、渡部選手も四球を選び押し出しで勝ち越しに成功。次

打者の石川選手のセンター前ヒットで1点。続く村田選手が7球粘って四球を選んで

押し出しで1点を追加。後続の佐藤選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還して、さら

に1点を追加。この回、3安打に3四球を絡めて、4点を挙げて試合の主導権を握り

ました。

 

3回表 佐藤投手が内野ゴロ、内野フライ、外野フライに打ち取りました。相手チームの中心で

ある2,3,4番打者を3者凡退に仕留め、勝ち越したあとの大事な回を無失点に抑え

ました。

3回裏 この回から相手投手が代り、上手くタイミングを合わせることができず、3者凡退で無得点。

 

4回表 簡単に二死を奪ったあと、次打者に9球粘られた末にセンター前ヒットを許し、続く打者に

     はライト前に運ばれて1,2塁とし、次の打者の当りはショートゴロ。この時、一塁手はセカ

ンドに送球すると思い込み、一塁ベースに入っていない状況のところに遊撃手から送球さ

れ、打者走者がセーフとなり満塁になってしまいました。しかし、佐藤投手が踏ん張って、

後続を内野フライに打ち取り、このピンチを切り抜けました。

4回裏 2イニング連続の3者凡退で無得点。

 

5回表 一死から当っている3番打者を向かえ、2球目の打球はレフトへのファールフライ。しかし、

     この打球を左翼手が落球してしまい、結果的には二遊間を破られるヒットを放たれてしま

     いました。その後、盗塁で2塁に進塁したところで、守備のタイムを取り「一個づつ確実に

     アウトを取る」ことを監督と選手が確認し合いました。次の打者の当りは3塁ゴロ。これを

捕球した三塁手は、走ってきた2塁走者にタッチしようとしましたがタッチできず野選となっ

て、一死1,3塁と傷口を広げてしまいました。続く打者の投球前に1塁走者が飛び出し、

これを挟もうとしたところ、3塁走者も三本間の真中まで飛び出していたので、投手が本塁

へ送球しましたが、悪送球となってしまい1点を献上。この間に1塁走者は3塁まで達しま

した。この場面で近村投手にスイッチ。次打者の打球は金城二塁手の真正面のゴロでした

が、目の前で大きく弾むイレギュラーで頭上を越され、さらに1点を失ってしまいました。

そのあと、近村投手のけん制球で1塁走者を刺し、後続の打球はショートゴロ。遊撃手の

送球はワンバウンドになってしまいが、佐藤一塁手が上手く捕球してチェンジになりました。

ミスが続発して1点差に迫られてしまいました。

5回裏 一死から佐藤選手がセンター前にヒット放ち、5回表の守備から出場した里見選手の打席

      で佐藤選手がスタートを切り、里見選手の打球は内野ゴロを、2塁に送球しましたが野選と

なりました。続く、近村選手もライト前に運んで一死満塁のチャンス。この場面で、攻撃のサ

インを出しましたが、サインの解釈を勘違いした1塁走者が飛び出してしまい挟まれそうに

なったところで、3塁走者が本塁に突入しましたがタッチアウトになり、次打者がレフトフライ

に倒れて無得点。サインの解釈ミスにより得点を挙げるチャンスを逃してしまいました。

 

6回表 先頭打者にヒットを許し、次打者の内野ゴロで2塁をフォースアウトにして一死としたあとに

     四球を与えて1,2塁の局面。続く打者にレフト前にヒットを打たれ、バウンドした打球が左

翼手の頭を越して走者一掃の2塁打となり、同点に追い着かれてしまいました。次の打者

の送りバントで二死3塁となったところで、迎える打者は一番当っている3番打者。ここで

ベンチからは「ストライクはいらない(四球でも構わない)」との指示を出しましたが、バッテ

リーに意図がシッカリと伝わらず勝負してしまい、レフト線への2塁打を浴びて逆転されて

しまいました。その後、暴投と四球を与えましたが、レフトフライに打ち取って、さらなる失点

は防ぎました。

6回裏 先頭は代打の小野(大)選手。その初球を打った当りはライト線へのフライ。ベンチからは

     白煙が上がったのでフェアかと思われましたが、判定はファール。勝負事に「れば」「たら」

は禁句ですが、フェアであれば長打になっていただけに惜しい打球でした。三振に倒れた

あと、金城選手が失策で出塁し、盗塁と暴投で3塁に進塁。続く渡部選手が四球を選び、

盗塁で一死2,3塁とし、一打出ればサヨナラのチャンス。次打者はセカンドライナーに倒

れたところで、相手投手が先発した投手に交代。村田選手が四球で繋ぎ、二死満塁となり

迎えるのは4番の佐藤選手。3ボール、1ストライクからの投球はインコースへ。少しよける

形になりましたが、判定はストライクでフルカウント。次が勝負となる投球を佐藤選手がフル

スイングしましたが、空振りとなり試合終了。

 

序盤で5点を挙げて試合を優位に進めましたが、投手が代わったところから気の緩みが出たのか

3者凡退が続いて試合の流れが変わり、その後に失策やサインの勘違い、ベンチとの意思疎通が

取れないなどのミスが続発し、自滅という最も悔しい形での敗戦となってしまいました。「集合」の声が

掛かるまで、気の緩みや油断は大敵であるということを、つくづく感じる一戦でした。

 

試合後に選手のみでミーティングを行い、今後のチームの目標と目標を達成するために各個人が

何をするべきかを話し合いました。目標を達成するために各個人が努力していきましょう。

また、選手一人一人が、ここはこうすれば良かった、あそこはああすれば良かったとの悔しさがある

はずです。この悔しさをバネにして、練習を重ねて秋の大会に大きな華を咲かせるようにしましょう。

 

総監督、各チームの監督・コーチ、ラービー関係者の皆さんにおかれましては、連日の猛暑の中、

応援に駆け付けて頂き、ありがとうございました。

 

≪2回戦≫

 8月13日(土) 12:44~    球場:保土ヶ谷軟式球場     ☆勝利

チーム名

浜見平シーホークス

 

 

 

 

緑園ラービー

6×

 

 

 

 

10

 

投手:佐藤 3回

捕手:村田

 

安打:渡部、石川、関谷、近村2、小野(晧)、松田

2塁打:渡部、金城

3塁打:金城

本塁打:村田、佐藤

 

被安打:2本

 

1回表 先頭打者を内野フライに打ち取ったあと、次打者にはゴロで二遊間を破られましたが、

     近村中堅手が素早く捕球して1塁へ送球し、センターゴロに仕留めました。ゲームの

     流れを引き寄せる大きなプレーでした。続く打者も内野フライに抑え、佐藤投手が3者

     凡退と絶好の立ち上がりを見せました。

1回裏 先頭の渡部選手が三遊間を破るヒットで出塁し、この打球を相手左翼手が若干、弾い

     たのを見逃さず2塁へ進塁するナイス走塁でした。次打者は送りバントを失敗してしまい

ましたが、村田選手が右中間を破る当りを放ち、打球はB球場の3塁側のフェンスまで

到達する間に本塁に生還する2ランのランニングホームラン。続く佐藤選手も右翼手の

頭を遥かに超える打球を放ち、一生懸命走って2者連続のランニングホームランとなり

3点を先制しました。後続の関谷選手と近村選手のヒットで一死1,2塁と攻めましたが、

2塁走者がけん制に誘い出されてしまい、狭殺プレーでタッチアウトになり、さらなる追

加点を挙げることはできませんでした。

 

2回表 先頭打者に3塁線を破られるヒットを打たれましたが、松田左翼手が上手く廻り込んで

     シングルヒットに留めるナイスプレーを見せました。続く打者の当りはショートゴロ。これを

     渡部遊撃手-金城二塁手-関谷一塁手と転送されて6-4-3の見事なダブルプレー

     を完成させて佐藤投手を助けました。次打者には7球粘られましたが、佐藤投手が根負

     けせず、最後は内野ゴロに打ち取り、結果的に3人で攻撃を終わらせました。

2回裏 一死から金城選手が左中間を破る3塁打でチャンスを作ると、渡辺選手がキッチリと外

     野フライを打ち上げてタッチアップで1点を追加。効率の良い攻撃でした。次打者の石川

選手が内野安打で出塁し、盗塁を敢行しましたが刺されてしまいました。

 

3回表 先頭打者は三塁手の頭上を破られるヒットで出塁し、次打者の2球目に盗塁を仕掛けら

     れました。しかし、村田捕手が好送球で刺し、ピンチの目を摘み取りました。佐藤投手が

     後続を内野フライと内野ゴロに打ち取って、無失点に抑えました。

3回裏 2者が四球を選んで無死1,2塁。内野ゴロで走者が入れ代わったあと、近村選手の一二

     塁間を破るヒットで満塁の好機。続く小野(晧)選手のライトへのヒット、松田選手の二遊間

     を破るヒット、金城選手のレフト線への2塁打に渡辺選手のセンターへの2塁打と、5連打

     で一挙に6点を挙げて、コールドゲームが成立。

 

先発全員安打の12安打に2残塁と、効率の良い攻撃で10点を挙げました。また、守備面では毎

回、ナイスプレーが出て無失点に抑え、大会の初戦をコールド勝ちという好スタートを切りました。

しかし、走塁面ではけん制で刺されてしまったり、タッチアップの準備をしなければならない場面で

しなかったり、1塁への全力疾走を怠ったりと記録には残りませんが、細かい部分でミスがありまし

た。

これから勝ち進んでいくと、この様な細かいプレーが勝敗を左右します。走塁面を修正して、次の

試合に臨みましょう。