第55回泉区少年野球連盟春季大会

平成26年3月23日〜4月27

 

 

3/23 Bブロック1回戦 1032分試合開始。第4遊水地、晴れ

チーム名

和泉イーグルス・東中田連合

緑園ラービー

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12

     

短評

 

 守備では、(アウトにはできませんでしたが)キャッチャー丹山の送球が光りました。また、米田も

ライト線のフライを懸命に追いかけてライトゴロにすることが出来ました。

 攻撃では、チャンスで米田が貴重な打点を挙げました。佐野・高梨もベンチの期待に応え、ともに

2安打と活躍しました。

 

試合は大勝しましたが、守備では不要な点を与えたり、攻撃もアウトカウントの確認がランナーコー

チと不徹底であったり、と少々だれたところがあったのが残念でした。どんな展開であっても、自分

達が練習してきたことを試合でしっかり表現できるようにしましょう!

 

 

四球:丹山2、米田、鈴木、松村、松永

安打:高梨2、佐野、坂本、丹山

二塁打:佐野

本塁打:坂本、鈴木

 

4/6 Bブロック2回戦 1043分試合開始。西田球場、晴れ

チーム名

緑園ラービー

西ヶ岡ベアーズ

1

     

秋の新人戦の優勝チーム、西ヶ岡ベアーズとの対戦です。安打や四球ででた走者を確実に得

点に結びつける試合巧者ぶりを、この試合でも発揮されましたが、ラービーも集中力がいつも以上

にあり!?大事な試合をものにすることが出来ました。

  先発松永は、アバウトながらもストライク中心に力のある球を投げ込む、敢えて言えば剛球タ

イプのピッチング。リズムが単調だった4回には連打を浴び、一時は勝ち越されましたが、練習の

時の遊び心が生きれば、今後はもっとよい投球が期待できそうです。

2番手坂本は3回を59球1失点。5回を除き悪い投球内容でしたが、味方の好フィールディング

もあり、最少失点で抑えることができました。調子の良し悪しにもよるかとは思いますが、試合の

雰囲気に乗っかって投げることができれば、球数も半分近く減らせるでしょう。

  攻撃では、この日組んだ打線がつながりました。逆転した5回と追加点を挙げた7回はともに

9番藤岡の出塁がきっかけとなり、丹山、松村がつなぎ役として大きく役割を果たしました。8打席

3安打、3四球、1犠打は立派です。3番坂本、4番山口もつないで作ったチャンスに、同点打、

決勝打とそれぞれ活躍しました。

  今日のようなゲーム運びができれば、チームの総合力があがります。これからも全員で1つの

試合にこだわって勝てるようにしましょう。

 

以下、試合の様子です。     

 

1回表 丹山・松村が出塁し、ノーアウト2・3塁となりましたが、三振、キャッチャーフライでは得点

     できません。最低限でもランナーを返すにはどうしたらいいか、プランをもって狙い球を絞

     りましょう。先攻のチームの入り方としては決してよくはありませんでした。

1回裏 1アウト2塁からエンドランを仕掛けられますが、サードフライのダブルプレー!丹山が慌て

     ることなく2つのプレーを処理しました。

2回表 入江、吉田、渡邊と打力に期待が持てる打者3人が簡単に凡退。結果はともかく、早いカ

     ウントから姿勢を崩して打ちに行っても、そうそうヒットは打てません。

2回裏 1アウト2塁で、ショートゴロを1塁へ送球する間にセカンドランナーは3塁へ。久しぶりに

     1塁守備の渡邊がここで投げ過ぎの暴投をし1点先攻されます。足の踏み込みが甘く、

     楽に投げたのが災いしました。

3回表 2アウトから松村が出塁しますが、牽制アウト。一瞬の隙を逃さないところはさすがに勝って

     いるチームだけのことはあります。

3回裏 この回は3者凡退。ここまでを30球未満で投げ切る、非常にテンポ良い投球をしました。

4回表 先頭坂本がヒットで出塁。盗塁後、内野ゴロとワイルドピッチで生還!2つとも1瞬の判断に

     迷えば、進塁が難しい場面でしたが、きわめて判断良く得点に結び付けることができました。

4回裏 1アウト後、初の四球。盗塁後に2ベースタイムリー。さらに連続タイムリーで2点勝ち越され

     ます。この回は、テンポよい投球が裏目に出て単調になったところを捕えられました。

5回表 この回も4球で簡単に2アウトとなりましたが、ここから藤岡がヒット&盗塁。丹山、松村も四球

     でチャンスを広げ、2アウトから満塁のチャンスを迎えます。ここで相手チームは、ピッチャーを

     交替して勝負に出ます。結果は、坂本2ベースで同点、さらに山口もセンター前ヒット!山口の

     打球は危うくセンターゴロになりかけましたが、1塁手がホームにボールを転送したためセーフ

     となり、2点勝ち越せました。山口の走塁はいつでもハラハラドキドキですが懸命に走ったことが

     バックホームを選択させたのかもしれません。

5回裏 この試合、キャッチャーとして出場していた坂本が2番手として登板。松永の投球を参考にした

     のか、非常に球数少なく無失点に抑えました。

6回表 この回も3者凡退。渡邊にあわやホームランの大ファールがありました。惜しい打球でしたが、

     もっと広い球場ならファールフライの可能性もある飛び方だったので、あの弾道が癖にはならな

     いことを期待します。

6回裏 この回はいつも!?の坂本。球数をかけて最後は力で抑え込む投球でした。気になるのはランナー

     がスコアリングポジションにいるときにやってしまうバッテリーエラーの多さ!7回は失点につなが

     るワイルドピッチもありました。どこのスイッチをいれたらベストピッチができるか研究しましょう!

7回表 先頭藤岡が3塁強襲ヒット!決して体は大きくない藤岡ですが、常に自分の形でフルスイング!

     この打撃は他の打者も是非参考にしてほしいです。そして丹山・松村がそれぞれ絶妙の犠打を

     みせ、最終回に貴重な2点をもたらしました。

7回裏 最終回は1点を与えますが、ゲームの流れを変えるまでには至らず、結局ラービーが予選2勝目を

     挙げることが出来ました。

 

 

四球:丹山2、松村

安打:松村2、藤岡2、丹山、坂本、山口

二塁打:坂本

 

 

4/20 本部大会1回戦 1110分試合開始。弥生台グラウンド、曇り

チーム名

池谷ブルーファイターズ

緑園ラービー

     

【ここまで】

予選を2勝1敗で終えたラービーは、3チームで行われた巴戦を辛うじて2位で通過してようやく

この日の本部大会を迎えました。対戦相手はブロック予選を見事1位で通過した池谷ブルーファ

イターズです。

 

【総評】

抑えるべきところ、打つべきところでいい結果が出ず、この積み重ねが試合の命運を分けました。

2回表は、ワイルドピッチで1点を取られた後ですが、2アウトランナーなし。ここで、すんなり終わ

ればよかったのですが、エラーでランナーを出すと再びバタバタし、最後はランニングホームランを

献上しました。

5回裏は1アウト2・3塁と、ここで1点でも取れれば展開が大きく変わるところでしたが得点できま

せんでした。

また、6回裏も2アウトから2本のヒットで1点取り、さらに満塁。ここで1本出れば完全に流れが

変わるところでしたが決められませんでした。

逆に直後の7回表は、3人で終われば最後の攻撃に弾みがつくところでしたが、相手チームにだ

め押し点を決められました。

結果論ではありますが、どんな状況でも気持ちを強く、落ち着いてプレーできたチームの方が総じ

ていい結果が出るようです。多少点差が開いても勝てるチームに育ってほしいものです。

 

以下、試合の様子です。     

 

1回表 2アウトからエラーでランナーが出ますが、渡邊が盗塁阻止!

1回裏 3者凡退。三振かフライアウト。

2回表 先頭打者の四球から2アウト3塁まではよくある展開。ここでバッターを抑えるべきところを、

     初球ワイルドピッチ。1点失います。それでも打者を抑えていればよかったところ、ピッチャー

     ゴロをあわせ損ね、さらにセンター前ヒットで1・2塁。空けていた1塁ベースに牽制してしまい、

     ボークでさらに1点。気持ちが落ち着かないまま投げたボールがきれいに左中間に運ばれて

     これがランニングホームラン。初回がよかっただけに、丹山の気持ちも乱れて当然ですが、

     この気持ちを察して声をかけるチームメイトが少なかったことが、このチームが強くなりきれない

     ところかもしれません。最後は2番手松永が三球三振に抑えようやく終了。

2回裏 3者凡退。三振かフライアウト。

3回表 先頭打者が死球で出塁しますが、渡邊が再び盗塁阻止!三人でスリーアウトとしました。こういう

     プレーから反撃につなげたいところ。

3回裏 3者凡退。ここまで三振以外のアウトはフライばかり。

4回表 2アウト2・3塁のピンチをしのぎ、追加点は許しません。

4回裏 エラーで初めてランナーを出しますが無得点。

5回表 この試合3度目の3者凡退。今度こそ、守りのリズムを攻撃につなげたいところ。

5回裏 先頭の藤岡がライト線へ2ベース。フルスイングはこの試合も健在で、いいところに打球が飛ぶ

     ものです。その後1アウト2・3塁となりますが鈴木、江澤が凡退し無得点。

6回表 3者凡退。ピッチャー松永は我慢しなければいけない展開の中、状況を変えるべく辛抱強く投げ

     続けます。

6回裏 2アウトからでしたが、粘投の松永が意地の内野安打と盗塁。続く渡邊のヒットで生還し、ようやく

     1点返すと相手ピッチャーも疲れが増したのか、連続四球で2アウト満塁。長打が出れば一気に

     同点の山場となります。ここで1度タイムを取った後、山口との対決です。山口の打球は大きく弾み

     二遊間へ。走力VS送球の勝負でしたが一歩及ばず惜しくもアウト!相手チームも必死です。

7回表 ここまで、非常に辛抱強く投げていた松永でしたが、とうとう1アウトから2ベースヒット、ヒットと連打

     を浴び、最終回に痛い追加点を許します。またこのヒットの打球がレフトの手前で大きくイレギュラ

     ーする不運も重なり、ボールが外野を転々とする間にバッターランナーもホームイン!得点すべき

     ところで取れなかった代償をここで払うはめになりました。

7回裏 最終回は、チーム4度目の三者凡退。もう少しあきらめない気持ちを見せてほしかったな。

 

 

四球:藤岡、吉田

安打:松永、渡邊

二塁打:藤岡