相鉄沿線少年野球連盟 第31回大会

70チーム出場  平成26年2月16日〜3月31

 

 

3/1 4ブロック1回戦 1448分試合開始。三ツ境小学校、曇り

チーム名

白根ファイターズ

緑園ラービー

1×

     

勝ち越すまでにイニングと時間を使い過ぎましたが、ほぼプランどおりの試合ができました。

これを可能にしたのは、各選手の働きによりますが、特にバッテリーの活躍が大きかったと感

じます。

  先発鈴木は2失点したものの、任されたイニングを粘り強く投げ切りました。リリーフした坂本

は貫禄のピッチング。打者7人をパーフェクトに抑え、相手チームに「守りきらねば」という気持ち

を与えることが出来ました。

また、キャッチャー渡邊も盗塁阻止に、セーフティーバントの見事な処理(これはかっこよかった!)

と、扇のかなめとして存在感を発揮しました。

一方、攻撃には課題が残りました。最初の8人がおとなしいスイングでアウトで無得点を重ねた

ため、4回以降、特に走塁面で焦りが出てしまいました。本塁での刺殺3つが象徴していますね。

もともと打てるチームなのだから、これからは、イニングやアウトカウント、得点差を冷静に考え

て進塁しましょう。

ところで試合ですが、特別延長の末、吉田が監督のサインを出す間もなく、サヨナラ打!

プランの枠に収まらないのが今年のAチーム!さて、悪いんだか、良いんだか!?

 

以下、試合の様子です。     

 

1回表 先発鈴木は、2人の走者を背負いますが、初回は無失点、という大切なことはできました。

1回裏 対するラービーは、3者凡退。

2回表 2アウトから走者を許しますが、渡邊が正確な送球で盗塁阻止。強肩ぶりを遺憾なく発揮

     しました。

2回裏 ラービーはこの回も3者凡退。高梨、佐野、米田の積極的に打つ姿勢はよし!次は、もっ

     とかっ飛ばしましょう。

3回表 この回は被安打1ながら2失点。最初の2人の出塁をエラーで許したのが響きました。しか

     し、3点目を狙ったスクイズはキャッチャー渡邊が阻止。相手の流れを辛うじて食い止めま

     した。

3回裏 2アウトから藤岡がヒットで出塁、盗塁も決めますが、丹山がおさえられ無得点。

4回表 この回もエラーで出塁を許しましたが、既報のとおり、渡邊の見事なバント処理で無失点。

4回裏 1アウト後、坂本がインコースの難しいボールをレフト戦に2ベースヒット!腰の回転でボー

     ルを上手に捉えることが出来ました。その坂本は次打者の内野ゴロの間に果敢にホームを

     狙いますが、これはアウト。上級生同士の試合では、さすがに難しくなってきました。

5回表 この回から登板した2番手坂本が3人できっちり抑えます。特に先頭打者の3球3振は強烈

     でした。

5回裏 2アウトながら、エラーで出塁した入江を2塁において渡邊がセンター前ヒット!1点返したか、

     と期待しましたが好返球もありタッチアウト。お手本のような1バウンド送球でしたが、2塁ラン

     ナーとしての決まりごとを、チームとして再確認しなければいけない走塁でもありました。

6回表 この回も3者凡退。スコアラーとしては見逃し三振にすごさを感じました、ナイスピッチング!

6回裏 1アウト後丹山、松永が連続四球で1・2塁。ここでベンチの空気を読んだ丹山が3盗、松永も

     (1球遅かったけど)2塁へ進塁し、2・3塁の同点のチャンス!このチャンスに坂本がセンター

     前ヒット!丹山に続き2塁ランナーの松永もホームを狙いますが、センターからの好返球で再

     びタッチアウト。結果論ですが、打順や勢い、同点のランナーであることなどを考えて、あえて

     1・3塁で継続しても良かった場面ではありました。2アウト2塁となりましたが、4番山口が

     同点のタイムリーヒット!彼の右中間の当たりは本当によく伸びます。

 

     この回は同点で終了しましたが、ここで規定時間となり7回からは1アウト1・3塁の特別延長です。

7回表 この場面、相手チームは1ストライクからのスクイズをファールしたあと、再び3バントスクイズ敢行。

     (バッテリーが外した!?)ボールはキャッチャーも触れないほどのウエストボールとなりますが、

     バックネットから跳ね返ったボールがキャッチャーの足元にストライク!3塁ランナーもホーム

     タッチアウトでダブルプレー!天国と地獄が同居してました。

7回裏 そしてこれも既報のとおり、吉田が監督のサインを出す間も与えないほどの速攻でサヨナラ打!

     で、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。

 

 

 

四球:丹山、松永、松村

安打:藤岡、渡辺、山口、坂本、吉田

二塁打:坂本

 

 

3/8 4ブロック2回戦 1330分試合開始。三ツ境小学校、曇り

チーム名

オール三ツ境

緑園ラービー

×

     

今年は天候に恵まれず、この日がようやくブロックの2回戦。好チーム相手の対戦でしたが、

2戦目のラービーと、これが初戦の相手チームとの『慣れ』の差が、試合の結果を大きく左右す

ることになりました。

  先発鈴木は、低めの制球力が安定し、三振以外はすべてゴロアウトで抑えました。経験を積め

ば、もっと長いイニングを投げることができるようになるでしょう。

2番手松永も、ズバッと三振を取ったかと思えば2ストライクからの与死球と、いつもどおり!?

ピッチング。2イニング無失点と、なんだかんだで、最後をまとめるのもいつもどおりでした。

3番手坂本も前回同様、試合をしっかり締めました。

攻撃では安打数は少なかったものの、初回は渡邊、4回は吉田に、それぞれ効果的なタイムリ

ーが生まれ、効果的に得点を重ねることができました。

 

以下、試合の様子です。     

 

1回表 先発鈴木は、いきなり2人の走者を背負いますが、相手チームの3バント失敗後、後続を

     落ち着いた投球で抑え、この試合の初回も無失点に抑えました。

1回裏 ラービーも相手チーム同様いきなり2者が出塁。さらにノーアウト満塁から3者連続四死球

     で3点先制。1アウト後、渡邊が左中間にタイムリーヒット!さらに江澤のスクイズも決まり、

     思いもよらぬ形で大量得点しました。相手投手が立ち直った2回以降は、ほぼ互角の試合

     をしていることを考えると初回、さらには1戦目なのか2戦目であるかもキーポイントである

     ことがわかります。

2回表 先頭打者の四球からバッテリーエラーを2つ重ねた後、内野ゴロの間に1点失いました。

     バッテリーエラーは、守っている野手のリズムも乱れ大量失点につながることもあります。

     もっと減らせるはずなので気を付けましょう。

2回裏 2アウト1塁から鈴木が左中間へツーベースヒットを放ちますが、1塁ランナーは本塁まで

     狙えず、後も続かず無得点。

3回表 この回も被安打0ながら1失点。先頭打者の四球はやはり避けたいところです。

3回裏 じわりじわりと詰め寄られる展開を変えるべき攻撃でしたが、不要な球に簡単に手を出し、

     三者凡退。2ストライクまでは、まずは自分のスイングをしっかりしよう!

4回表 予定より早めでしたが、この回から松永が登板。しかし、いやーな展開になりかけていた

     ところなので、結果的にいいタイミングのリリーフとなり、しかも無失点に抑えてくれました。

4回裏 打撃面でも心境著しい坂本が1アウト後にヒットで出塁すると、ボールカウントをよんで2盗、

     3盗。その後2、3塁の場面で吉田がライトへ2ベースヒット。この追加点は、単なる得点差

     以上に大きな価値がある得点となりました。

5回表 ヒットでランナーを許し3塁まで進塁されますが、無失点。

5回裏 この回もあっさり3アウト。展開的には淡々と消化してもいい状況でしたが、こういう時こそ、

     ひと工夫して何とか出塁して、ベンチに自己アピールしてほしかったな。

6回表 この回から3番手として坂本が登板。先頭打者の四球はやっぱりいただけませんが、巧みな

     牽制で走者をアウトにし、熟練したクローザー!?のように、3人で試合をしめました。

 

 

 

四死球:山口3、丹山2、松永、吉田、鈴木

安打:坂本、渡邊

二塁打:鈴木、吉田