第100回YBBL春季大会

211チーム出場  平成26330日〜629

 

 

4/5 12ブロック1回戦 1435分試合開始。並木第一小学校、晴れ

チーム名

緑園ラービー

川和シャークス

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まずは、試合の様子です。     

 

1回表 先攻ラービーは、先頭松村が四球で出塁しますが、盗塁&バントがピッチャーへの小フライ

     となりダブルプレー。松永も四球を選び盗塁で2塁まで進みますが、渡邊が凡退、無得点。

1回裏 先発鈴木は、自らのエラー等で無死満塁。ここから2者連続三振!最後はファーストゴロで

     バッターを抑え、いきなり大量失点の可能性をありましたが、ここは無失点に凌ぎました。

2回表 1アウトから吉田のヒットとエラーで1・2塁のチャンスになりましたが、鈴木がバントで送れず

     最終的には無得点。これが、のちのち作戦面でも影響してしまいました。

2回裏 2アウトからエラーで出塁を許しますが、後続をおちついて抑えて無失点。

3回表 先頭松村が死球で出塁し、すかさず盗塁!続く柴田の送りバントで相手チームは3塁封殺を

     試みますが、これが野選となりノーアウト1・3塁のチャンスが生まれます。ここで1塁ランナー

     柴田が2盗を試みると、キャッチャーは迷わず2塁封殺を狙いますが、これが悪送球となり、

     3塁ランナー松村がホームイン!1点先制することができました。

3回裏 1アウトからヒットを許しますが、渡邊が盗塁阻止。阻止率が上がってきました。足の運びと体

     重移動が上達すればもっと楽に刺せるようになるでしょう。

4回表 この回も1アウト後、1・2塁のチャンスは作りましたが、無得点。特に2アウト2塁からの内野

     フライでホームを狙いに行ってスリーアウトになった場面、ランナーは打った瞬間からホーム

     を狙って全力で走っていたか、ランナーコーチは3塁に走ってくるランナーに(結果的に失敗

     してもいいから!)指示したか、状況判断がどちらも曖昧で、もったいない結果となりました。

4回裏 松村のファインプレーもあり、この試合初めての三者凡退。松村はバランスを崩しても最後ま

     でボールを離さず右中間のフライをキャッチし、成長を感じることができたプレーでした。

5回表 柴田のセーフティーバントはきれいなサードゴロ!あのバットが芯を喰うと必要以上によく飛

     びます!松永がヒットで出塁しますが盗塁アウト。さらにキャッチャーファールフライで、この試

     合、初めて3人で攻撃が終了します

5回裏 ノーアウト2塁からの送りバントをピッチャー鈴木がエラーし、同点どころか逆転のランナーま

     で許してしまいます。ところが、2・3塁からとなってから相手チームが選択したスクイズがピッ

     チャーへの小フライとなり、3塁ランナーも帰塁できずダブルプレー!ツーアウト2塁となります。

     盗塁を許し、ツーアウト3塁と展開が変わったところで打者の打球はライナーヒットでセンターへ。

     センター松村が打球に合わせて素早く処理し、迷わずファーストへ送球、ビッグプレーの完成

     か!   と思いましたが、ファーストが触塁できず、右足でベースを探している間にバッターが

     ベースを駆け抜け、ここでついに同点。惜しくも幻のビッグプレーとなりました。

6回表 先頭藤岡がレフト前ヒットを打つと、次打者吉田のショートゴロがファーストへの悪送球となり、

     終盤にきてノーアウト2・3塁とします。ラービーは強硬策で得点を狙いましたが、連続三振など

     で結局勝ち越すことが出来ませんでした。

6回裏 初の長打を許しながらも2アウト2塁までこぎつけます。次打者のサードゴロでチェンジのはず

     でしたが、ファーストが取り損ね、出塁を許します。その後、満塁となったところで、レフト前に

     きれいなヒットを打たれ、遂に勝ち越し点を与えてしまいました。

     満塁となった時点で規定時間が過ぎていたため試合はここまで。

     残念ながら初戦のゲームに負けてしまいました。

 

この試合は、両チームともに失策絡みで作ったピンチを、最後はしのぐ(というか、ともに決め手を

欠いた)我慢の展開になりました。ピッチャー鈴木は、初回に余計な四球を与えた以外はいつもどおり

のピッチング。試合を重ねるごとに逞しくなってきました。

1点が重い試合でしたが、中盤までのバント失敗が攻撃の幅を狭めてしまいました。特に6回表は、

1点勝ち越せばいい状況だったので、打って2点狙う必要はなかったのですが、バントの結果が思わしく

なかったため、どちらかといえば強硬策に出ざるを得ない状況をラービーが作ってしまいました。今日の

ような試合をしっかりとものにできるよう、今さらですがもっとバントを上達させましょう。

また、守備ではお互いエラーが多かったのですが、ラービーの方が、より影響の大きいエラーを重ねた

ため、わずか1点(公式記録は2点入ってますが)、されど大きな1点差で負けてしまいました。僅差の試合

ほど、スリーアウトとなるかならないかで、状況が大きく変わります。

 

  この大会は、トーナメントですが幸い第2代表のチャンスがまだあります。修正できることは修正し、

できることを増やし、本部大会めざして再スタートしましょう。

 

 

四死球:松村2、松永、山口、鈴木

安打:松永、藤岡、吉田