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イベント速報-49
 第57回トークサロン
テーマ「知ってもらいたい フィリッピン20」
講師  ミッシェル・デグスマンさん(フェリス女学院大学 コミュニケーション学科留学生)
場所  緑園クラブハウス
2005年8月27日

ミッシェル・デグスマンさんはフェリス女学院大学のコミュニケーション学科で1年の留学を終え、9月に帰国されるとのことです。将来は法律家になることを希望しています。今日は日本での最後と云うことで、「知ってもらいたいフィリッピン20」というタイトルでお話しを頂きました。その中で面白そうなお話しを幾つかご紹介します。
何処が調査をしたのか、どのような設問だったのか分かりませんが、ある調査によると、フィリッピンの人達は自分達がアジアで一番幸せだと思っているそうです。世界では6番目で、因みに世界で一番幸せなのはベネズエラだそうです。ストリートチルドレン達の写真を見ても、皆明るい笑顔の子供達が多く、物が豊富にあるからと云って幸せとは限らないのでしょう。
フィリッピンの人達は時間にルーズで、約束の時間に30分、1時間送れるのは当たり前、これをフィリッピン時間と云うそうです。フィリッピンの人達は携帯電話が大好きで、メールも言葉を簡略化して楽しんでいます。因みに wait → w8 good morning → gud am だそうです。
幼稚園の頃から英語を習うので、国民の80%は英語を話します。識字率も94.6%でかなり教育が行き届いています。
フィリッピンの人達は食べることが好きな国民です。またゲテモノ好きでもあります。動物の足や、頭、内臓などもよく食べ、面白い名前を付けています。
鳥の足のことを アディダス、豚の耳は ウォークマン、鳥の頭は ヘルメット、 鳥の羽は PAL(フィリッピン航空)だそうです。色々な食べ物が豊富にありますが、とりわけ果物が豊富で安く供給されています。スイカまるごと一個 100円、バナナ一房40円位だそうです。
フィリッピン人はお祝いが好きで、世界で一番クリスマスを長く祝うそうです。因みな9/1〜1/6日までクリスマスだそうです。この間パロルという星形のランタンで沿道が飾られるそうです。
フィリッピンは80%の人達がカソリック教徒でイースターを過ぎると贖罪の為に多くの人達が自分自身を痛めつけます。手に釘を打ってキリストのように十字架にはりつけられている人達もいます。
フィリッピンでは男性が女性を口説くのには大変な努力が必要のようです。
女性は男に対してつれないそぶりをするのが普通で、男性は彼女の家の窓辺で歌を歌って口説くのだそうです。また家族に気に入られないとダメだそうです。
フィリッピンは海外で働いている人が多く、全人口の10%800万人の人達が海外で働いています。国内総生産の7%がこれらの人達からもたらされています。それでも貧富の差がかなりあって多くの人達が不法占拠地域に住み、多くのストリートチルドレン達がいます。
この他にも幾つかの興味深いお話しがありましたが、紙面の関係でこの辺にて終了します。

ミッシェルさんが国に帰られ、法律家になられ日本との架け橋になられることを楽しみにしています。

 
 

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