![]() 国旗 |
第168回 緑園国際交流トークサロン | 国章 |
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| アルメニア::古代の脅威を紐解く、知られざる道 | ||||||||||||||||||
| 講師は在日アルメニア共和国大使館参事官シルカニャン・サルキス博士 | ||||||||||||||||||
| 貴重な美しい写真で歴史・文化・食・日本との深い絆 | ||||||||||||||||||
今回は南コーカサス地方に位置する魅惑の国アルメニア共和国をテーマに、在日アルメニア共和国大使館参事官のシルカニャン・サルキス博士、同氏の奥様アンナ・シルカニャンさん、通訳にはアリナ・ニューマンさんをお迎えし、貴重な美しい写真で、歴史・文化・食・そして日本との深い絆について、たっぷりと語っていただきました。当日の講演内容をダイジェストでご紹介します。
アルメニアは、黒海とカスピ海の間に挟まれたコーカサス地方の南部に位置する内陸国です。 領土は約29,743km²(日本の九州よりやや小さい面積) 人口は約310万人(2026年予測)。首都は、何とローマよりも古いとされる2808年の歴史を持つ 古都エレバンです。 また、国旗を構成する「赤・青・オレンジ」の3色は、それぞれアルメニアの人々の苦難と血、平和な空、そして不屈な労働精神を表しています。 国章には、中央の盾に聖なるアララト山とその上に描かれた聖書に登場するノアの箱船が描か れています。その周囲には、歴史上のアルメニアの四つの王朝の紋章が配置されています。盾の 両側は鷲とライオンが支え、その下には剣、木の枝、麦の束、鎖、そしてリボンが描かれています。 2.世界最古のキリスト教国家と、独自のアルメニア文字 アルメリアを語るうえで欠かせないのが「世界で初めてキリスト教を国教とした国」という歴史です。 西暦301年、ティㇼダテス3世によって採択され、最古のキリスト教会とされるエチミアジンなどの歴史的建築物が今に伝えられています。 さらに、アルメリア使途教会や独自の文化を守るため、西暦405年にメスロプ・マシュトツによって創られた「アルメニア文字」 も大きな特徴です。 39文字からなるその美しい文字は、アルメニア国内に壮大な意志の文字モニュメントが作られるほど國人の誇りとなっています。
3.世界遺産の修道院群と豊かな自然の驚異 アルメニアには、ユネスコ世界遺産に登録されている数多くの歴史的名所があります。 ●ハフバト修道院、サナイン修道院:10世紀に建てられた美しい中世の建築 ●ゲガルド修道院:4世紀に創建され、背後の岩山(断崖)を穿って造られた神秘的な岩窟修道院 自然の驚異も尽きません。国土の6分の1の面積を占める広大な「セヴァン湖」はユーラシア大陸最大級の高地淡水湖です また、ガルニ渓谷にある[石の交響曲」と呼ばれる見事な玄武岩の柱状節理の断崖やイギリスのストーンヘンジよりも古いとされる紀元前3500年の考古遺跡「カラフンジ」など、息をのむような絶景が広がっています。 4.ユネスコ無形文化遺産に輝く「食」と「音楽・ダンス」
講演では、アルメニアの豊かなライフサイクルを彩る伝統文化も紹介さ れました。伝統ダンス ●伝統の音色・ドゥドゥク:アプリコットの木から作られるダブルリード の木管楽器。 ●伝統の主食・ラヴァシュ: 薄く伸ばして粘土のオーブンで焼く伝統 的なパン。その調理法や文化的意味合いが無形文化遺産に指定さ れています。 ● 多彩なグルメ: 牛や羊の部位を煮込んだ「ハシュ」、アルメニア風 バーベキュー「ホロヴァッツ」、かぼちゃに米やドライフルーツ を詰めて焼いたデザート「ガパマ」、そして20種類のハーブを詰め たフラット、ブレッド「ジェンギャロフ・ハッツ」など。その美味 しさに会場からは感嘆の声が漏れました。 お酒の歴史も非常に古く、世界最古(紀元前4100〜4000年頃)の「アレニ1」ワイナリー遺跡が発見されて います。またアルメニアのブランデー(アララト)は、イギリスのウィンストン・チャーチル首相がソ連のスターリンから紹介されて以来、生涯こよなく愛し毎年数百本を取り寄せていたという逸話も紹介されました。
6.サロンの様子
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