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緑園都市コミュニティ協会 国際交流委
Ferris Festival 2010 で 「Mini Talk Salon」を開催 
ドイツ、台湾、韓国、インドネシア、中国からの留学生が語る 

 緑園都市コミュニティ協会(RCA) 国際交流委員会主催の「ミニ・トークサロン」が、フェリス女学院大学祭の地域交流企画として11月6日(土)の午後、同大学内で催された。今回参加したのは、同大学で勉強中のドイツ、台湾、韓国、インドネシア、中国からの留学生5名。
留学生 出身国 スピーチ・テーマ
 Finke Aline  ドイツ  ドイツに対する偏見と現実
 宋 謹衣  台湾  ようこそ台湾高雄へ
 崔 善栄  韓国  チマチョゴリについて
 Budiarti  インドネシア  インドネシアに行ってみましょう
 王 テイ  中国  中国の祝日と休み
 
 各留学生は、皆スピーチの前には緊張していると語ってはいたが、パワーポイントを使い、外国語としての日本語で堂々と語った。テーマは、各自思い思いのもので、多岐にわたり、それぞれが十分に準備したことが窺えるものであった。

 聴衆も今までになく好評で、椅子を追加して対応していた。
 
   

ドイ

 Aline さんは、同国におけるパン、ジャガイモ、ソーセージ、ビール、木組み(木骨)家屋についてスピーチ。パンの歴史から始まり、形や味などの特徴、博物館、ことわざに至るまで同国におけるパンに対する深い想いが感じられた。
 ジャガイモについても歴史、各種料理を。ソーセージでは種類の多さ、料理、形状、ソーセージに纏わることわざ。ビールでは醸造所・種類の多さ、木組み(木骨)家屋については、旧市街、村の景観を決定づけており、1億軒以上残っているとのこと。特徴的建物を画像で示していた。同国に行けば必ず見ることになる建物。

台湾

 宋さんは
台湾第2の都市「高雄」を詳細に紹介。その案内通りに旅行すれば、高雄のいいところはもれなく観光できそう。日本の技術で完成したという高雄の地下鉄に乗り、蓮池潭、孔廟、春秋堂、関帝などの旧跡や美麗島、西子湾、中央公園、市内繁華街、市中心地、土地の料理などを画像で示しながら紹介した。


韓国
 崔さんは、韓国固有の民族衣装チマチョゴリについて、自らその衣装を着て紹介。高句麗、百済、新羅の3国時代に中国、モンゴルを経て仏教とともに伝わった。この魅力は着易さ、3分で着られる。生地の種類と配色で豊富なバリエーション。年齢問わず一生もの。春秋、夏、冬と季節の装い。色、形態、模様に込められた意味がある。ぜひチマチョゴリにチャレンジを!と結んだ。

インドネシア
 Budiartiは、会場の聴衆に、インドネシアについて、どれだけ知っているかの問いから始まった。面積、人口、気温、首都、言語、通貨、宗教など。そして主要な島を順に紹介。スマトラ、ボルネオ、スラウェシ、パプア、ジャワ、バリの景色、魅力、料理などをきれいな写真映像で示した。Budiartiさんの出身地ジャワにあるムラビ火山の大噴火で大きな災害となっていることから、支援募金の協力を呼びかけ、参加者たちは応じていた。

中国
 王さんは、中国の祝日と休みについて、詳細にわたって解説。日本に比べ休日が少ないと、若干ご不満の様子。全国民共通の祝日(春節、国慶節など)、一部の人々の祝日(婦人節、児童節、少数民族の祝日など)、伝統的祝日(重陽節、元宵節など)、現代の記念日(クリスマス、植樹節、教師節など)について、それぞれその意味、行事などを紹介した。