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緑園国際交流 トークサロン No.141
ウクライナについて
APL.27.2019
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 緑園国際交流 トークサロン第141回が27()、緑園クラブハウスで開かれました。今回のスピーカーは「ウクライナについて」をウクライナ大使館紹介の一ツ橋大学留学生キーロヴァ・クリスティーナさん。

 ウクライナは、今回の大統領選出選挙で、俳優でコメディアンの方が選出されたばかり。ロシアによるクリミア併合とウクライナ東部地区占領の状態が続き、今後の動きが世界的に注目されていることもあり、参加者は思ったより多かった。

 同国はソ連邦崩壊後独立、面積は日本の1.6倍でヨーロッパでは一番広い国。人口4500万人(日本の1/3)、首都キエフ、民族はウクライナ人78%・ロシア人17%、公用語はウクライナ語。横浜市とは同国オデッサ市と姉妹都市なっている。

   

 東ヨーロッパに属し、東にロシア、西にハンガリーやポーランド、スロバキア、ルーマニア、モルドバ、北にベラルーシ、南に黒海を挟みトルコが位置している。

 
歴史的にキエフ大公国、コサック国家の話、ひまわり油、トウモロコシ、はちみつなどの輸出は世界的で農業国のウクライナと言われている。

 ウクライナ料理、イースターとピサンキ(ろうけつ染めのイースターエッグ)、クリスマスとその時のディナーやキャロル、ヴィノク(伝統文化で少女や未婚の女性が身に着けるリース)、コバック・ダンス、バレエ、ハータ(伝統的家と内装)等の民族文化や観光地の紹介。
 また、ユーロマイダン(欧州の広場の意:2013年11月に主に首都キエフで発生した腐敗、権力乱用、人権侵害に対する一連の抗議活動..。その後各地に拡大し、20142月多数の死者を出し、当時の大統領はロシアに亡命)、父親がウクライナ人であった大鵬幸喜との関係で同国で相撲大会など友好活動など、同国についての基本情報のほか幅広く、PPTを使って日本語で説明。

 さらに、日本人の研究家が同国訪問で、各地を巡り、どこでも暖かい扱いを受けた内容のビデオでウクライナ人の親日振りを
鑑賞。 説明後の質疑では、新大統領となって、これからどうなるかに集中。新大統領は自分の政策、意見の声明がまだないので、「?」だとしていた。