トップページ  |いままでの活動内容と歴史  |写真集はこちらから |

緑園都市 国際交流 
フェリス交換留学生帰国に当って、送別会
いい経験と思い出を抱えて

「フェアウェル・ケーキ」を前に
「フェアウェル・ケーキ」を前に
 中国、韓国、ドイツ、台湾、同志社大学からのフェリス女学院大学への交換留学生が1年間の勉学を終えて、このほど帰国するに当って、緑園都市コミュニティ協会(RCA)国際交流委員会による「フェリス女学院留学生送別会」が、同有志、緑園住民、フェリス女学院大学日本人チューター、まだ勉学を続ける留学生を集めて、2月6日(土)、緑園都市東の街コミュニティハウスで開催された。

 留学生たちは口々に、この1年間の日本滞在中、大学、日本人学生・留学生同士だけでなく、RCAからも温かいもてなし、日本文化の紹介、体験などの機会が与えられたことに対し、良い経験ができ、忘れられない思い出となったとの、スピーチで感極まり言葉に詰まらせ、泣き出す学生もいた。それを聞いている参加者の中にも、それにつられ目をはらす人たちも出るほどであった。

「RCAありがとう」の寄せ書き表紙
「RCAありがとう」の寄せ書き表紙
 開会からしばらくの間、軽食を採りながらの懇談が続き、RCA国際交流委員会得意の「クイズ」に入った。電話で国のコード番号(日本は81)に関すること、世界人口、メールアドレスのコード、外貨準備高など、正解を獲得するたびに歓声が上がっていた。出題者が苦労して作った難問にも、満点が出る好成績であった。
 次には、エコとして話題ともなっている、日本の文化でもある「風呂敷」の使い方の体験学習に入った。基本の結び型の「真結び」から始まり、「お使い包み」、「お買い物包み」、ワインなどの「瓶包み」など高度な包み方まで、お互いに覗きこみながら、指摘しあいながら練習していた。
 「フェアウェル・ケーキ」には蝋燭が立てられ、帰国予定者により一斉に火消し。さすが若い女性たち、取分け、皆おいしそうに食していた。

 最後に帰国予定者からのRCAに対し、「ありがとう 寄せ書き」の授与が行われた。それには今回出席できなかった帰国予定の留学生からの感謝の気持ちいっぱいのメッセージも合わせ記入されていた。続いて行われた帰国予定の交換留学生から、それぞれ感動的なスピーチがなされていた。こういった交流の中から、友情が芽生え、帰国後も交流がつながり、続いていくものと考えられる。