国際交流委トップページ  | RCA | 緑えんネット

フェリス女学院大学帰国留学生3名の体験報告会

 フェリス女学院大学帰国留学生の体験報告会が7月23日16:30~17:30同大学緑園キャンパス、キダーホールで開催された。 今回の帰国留学生は3名でいずれも博士課程(1名は博士、2名は修士)でスロバキア、スペイン、中国(出身は台湾)の3名。  
 報告発表の3名  
 報告発表の3名  

冒頭海外交流部長矢野教授より挨拶あり、RCAの紹介があると共に大学生活以外での文化交流でRCAにお世話になったとのお礼の言葉があった。優秀な留学生が逆にフェリスに刺激を与えてくれている。留学を終えて留学生の成長の跡が伺える等の挨拶があった。

 スロバキアからの留学生は書道に興味があり、卒論に「現代日本における若者の書道観」を選んでいて、そのエッセンスを話してくれた。この留学生は男性で何で女学院大学に男性がいるのか好奇の目で見られたとユーモアーを交えて話していた。RCAを含め、お世話になった関係者に感謝の言葉を述べ、この感謝の気持ちは絶対忘れないと挨拶を括っていた。

 スペインの留学生は日本語のレベルが低かったので不安であったが、留学を通じ成長でき、話したい気持ち、楽しみたい気持ちを得るようになった。留学を考えている学生がいるなら「留学しなさい」「留学しろ」と命令形で伝えたいと自分の経験から強いrecommendationがあった。

   報告会会場
   報告会会場


 中国の留学生は「不自由は決してnegativeでない」と力説していた。習慣の違いもあり、当初考えていることも話せなかった。不自由のお陰でサポートしてくれる人を多く得た。RCAでは多くのイベントに呼んで貰って日本語で交流が出来た。関係者に感謝の言葉を述べると共に一生の思い出になると言葉を噛みしめていた。(何故、台湾から中国に留学し、フェリスに来たのかという質問が多かった。)

 最後に海外交流課佐々木課長より「大学の対応は不十分であったと思うが、RCA等の地域との交流で有意義な留学生活が過ごせたのではと思う。一回り大きくなって頑張って欲しい」と留学生への言葉で締めくくった。

 記念品の贈呈後、日本語担当の奈良先生の指揮で「さくら」を全員で合唱。そして、全員で記念撮影を行った。                                                               RCA 根岸