RCAコーナー | 

    緑園地区でシンポジューム
地域と教育を考える
〜子どもは地域で育てよう〜

パネル討論
パネル討論

 シンポジューム 『地域と教育を考える』 が、「緑園連合自治会」、「緑園地区中学校設立を望む地域の会」の共催、緑園都市コミュニティ協会(RCA)の協力の下、7月8日(土)午後、緑園地域交流センターで開催された。内容が子どもに関することでもあり、参加者は若いお父さん、お母さん方が多く、会場はほぼ満席となるほどの盛況であった。
 
 冒頭、泉区長の「街づくりについては、地域の皆さんと共同して、感動を共有しながらり進めていきたい。また横浜市の中で最も子育てが楽しい区にするという目標に向かって、皆さんと一緒になって実現に努めたい。」との挨拶に続き、緑園地域を取り囲む状況が主催者側から説明があった。

 本題の「パネル討論」では、大田弘氏(緑園連合自治会長)がコーディネーター役となり、4名のパネリストとの間で、熱心な、建設的な議論が進められた。

若い人が多い参加者
熱心に討論を聞く参加者

 竹原氏は、神奈川県で唯一のコミュニティ・スクールである東山田中学校(都築区)における状況、特に地域が学校の運営に参画している模様、相互に顔の見える関係となっていることを、志村氏はニュータウンとしては先輩の多摩ニュータウンや英国における年齢構成や職業構成などまで考慮されたニュータウン作りの状況から、緑園として参考になるという話を、山川氏、須田氏からは、それぞれの小学校が防犯、イベント、ボランティアとの連携、交流など積極的に地域との関わりを進めている現状などについて語っていた。また、小中学校連携、地域の教育力向上、地域の発展などの観点から、地域内にぜひ中学校設立をとの要望が会場からも強く打ち出されていた。

 太田会長は、このシンポジュームは、「子どもたちの健やかな成長と地域の発展との関係を探って行く。そして緑園の街の明るい未来のために、また地域における子どもの教育についてだけでなく、子どもたちのために、何が問題か、どう努力し行動すればよいかを探る一つのきっかけになればと、考えている」としていた。

  パネリス
竹原和泉氏 :横浜市立東山田中学校コミュニティ・ハウス館長
志村近史氏 :竃村総研上席研究員兼RCA副理事長
山川昌一氏 :横浜市立緑園東小学校PTA会長
須田和憲氏 :横浜市立緑園西小学校PTA会長

緑下線