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緑園東小学校地域防災拠点の防災訓練
学校・地域合同で、児童の避難誘導
情報訓練、起震車、灯光器、地下タンク給水体験

開所式で挨拶する菅野委員長  
 開所式で挨拶する菅野委員長  
 6月15日(土)7時45分に、緑園東小学校から保護者、地域関係者あてにメールが入った。「只今より地域・学校合同防災訓練を始めます。各地区でいっとき避難所に集合、各地区のリーダーの指示に従い、人数確認を行ってから、地域の方々と一緒に学校に向かってください。」

 緑園東小地域防災拠点では、毎年6月に学校との合同訓練を行っている。学校では、この訓練で児童に対し、@発災時、避難場所、避難方法を実地に確認する、A家族や地域の人の指示に従い、迅速に避難行動をする、B発災時の対処の仕方を知る、ことを目指している。

 同拠点運営委員会では、各自治会・町内会と共同で児童と保護者を含めた訓練参加住民を当拠点まで誘導、受け入れ訓練を行った。それと並行し、拠点本部と各自治会町内会とトランシーバーを使っての無線連絡や各いっとき避難場所での訓練参加者参集状況、そこからの出発、途中の状況等を連絡し合い、情報収集訓練を、さらにデジタル移動無線による区役所への連絡など行っていた
  開会式で、集合した訓練参加者
   開会式で、集合した訓練参加者

 拠点開所式で、訓練参加数が719名(うち小学生404名)と発表され、菅野運営委員長から、横浜市防災計画改正に伴う拠点のあり方、避難者とともに運営していくこと等の挨拶に続き、副島同校校長、区役所、消防出張所、市水道局がそれぞれ挨拶と暗くした体育館の床に皆寝そべって、災害時に避難所で夜を過ごす体験後、学校サイドは学習参観と保護者に対する学校説明会に移った。

 一方運営委員会側は、起震車での震度7体験、発電機・灯光器訓練、災害用地課給水タンクからの給水訓練を参加者を3班に分け順番に回って体験していた。また、アマチュア無線協力会のメンバーが、関連拠点との連絡を取り合っていた。
 解散後、運営委員は反省会と備蓄庫の総棚卸を実施、終了のなった。
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