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緑園東小学校地域防災拠点の防災訓練
情報訓練、減災体操、担架・搬送体験,三角巾など
学校・地域合同で

開会時の運営委員長、校長の挨拶  
 開会時の運営委員長、校長の挨拶  
 緑園東小地域防災拠点では、毎年6月に学校との合同訓練を行っている。学校では、この訓練で児童に対し、@発災時における避難場所、避難方法を実地に確認する、A家族や地域の人の指示に従い、迅速に避難行動をする、B発災時の対処の仕方を知る、C高学年生には防災体験をすることを目指している。

 7時45分に、緑園東小学校から保護者、地域関係者あてにメールが入った。「只今より地域・学校合同防災訓練を始めます。各地区でいっとき避難所に集合、各地区のリーダーの指示に従い、地域の方々と一緒に学校に向かってください。」
   減災体操
   減災体操

 今回の訓練内容は、児童は各自治会町内会指定の「いっとき避難場所」に集合後、自治会等役員の誘導で保護者達と一緒に学校へ。拠点では、消防署と消防団の指導で防災減災を表す言葉の掛け声とともに体を動かす減災体操を。また担架搬送体験では、児童と一般参加者の2名ずつ4名でリレー形式で担架づ口と担架による搬送訓練が行われた。

 運営委員を中心とした訓練では、情報班として区役所とのデジタル移動無線による連絡体験、拠点本部と各自治会町内会とのトランシーバーを使っての情報連絡のほか、災害時利用の発信専用の公衆電話の点検が行われていた。
 担架作り  
 搬送訓練  
 担架作りと搬送訓練  

 庶務班では、参加者受付・受入れ、要援護者受入れが、食料班では炊飯器による炊き出しでカレーライスを作り、訓練終了後に参加者に振舞われていた。

 アマチュア無線協力会のメンバーは大勢来ており、通信訓練も行われていた。またその中に防災ライセンスリーダー指導員もおり、各訓練での困りごとの相談や指導に当たっていた。

 参加者は、小学生375名、一般参加者273名、運営委員・小学校・行政・消防署・アマチュア無線・消防団・その他88名、合計737名。

 昼食後には、備蓄後に備えられている物資の点検と反省会が行われ、訓練前には、使用する資機材の点検・試運転などするよう指摘されていた。当拠点の運営委員も、年度替わりで変更があり、当訓練が初の体験という人も多く、今後の課題となっていた。 
 三角巾の使用法と手当訓練  
 三角巾の使用法と手当訓練