フェリスマナーキャンペーン実施
新学期に合わせ、4月2日と11日から1週間から

   
 フェリス女学院大学では、緑園都市駅から大学までの通学路(歩道)の内、特に郵便局前の狭い歩道での対面通行をスムーズにさせるため、地域住民の皆様と通勤・通学時間帯が重なる朝の登校時間帯を重点に、駅を出た学生達を交番の横の横断歩道を渡り、反対側の歩道を歩くように誘導しています。

 フェリスでは、この運動を「After you(お先にどうぞ)挨拶と歩行マナーキャンペーン~」と名付け、今年も新入生オリエンテーション初日の4月2日(土)8時45分から1時間30分実施した他、前期授業開始の4月11日(月)8時20分より一週間続いて実施しました。
   

 初日は、あいにく曇天の肌寒い中、緑園都市駅に姿を現した新入生達は、先輩の学生たちの「おはようございます。フェリスの学生は、反対側の歩道に渡って下さい!」の呼び掛けに応じ、整列し横断歩道を渡っていました。また、この様子を見た住民は、大学のジャンパーを着用した学生たちに「何をやっているの?」、「ご苦労様」、「頑張って!」と温かい目で声を掛けて励ましていました。

 このキャンペーンは、大学が緑園地域の一員として学生に通学時のマナーを自覚させるもので、2006年度より毎年春・秋と学期の始まりに学友会、大学祭実行委員会、ボランティアセンター、学生課など学生と職員が一緒になって取り組んでいるもので、緑園都市コミュニティ協会(RCA)も当初から地域のまちづくり活動の一環として支援・協力しています。

   
   

 昨年、地域ではこの問題を重要視し、緑園連合自治会、RCA、大学の3者で対策を協議し、泉土木事務所に歩道整備の要望書を提出した結果、今年2月に植樹帯を一部ですが撤去し歩道を広げました。しかし、郵便局付近が未整備のため、現状把握のため八谷連合会長や鈴木RCA理事が立ち会っていました。なお、大学では、このキャンペーン期間中以外にも登校時間帯には、郵便局前に警備員を配置、住民とのトラブルをできるだけ生じさせないように努めています。   (秋山記)