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緑園青少年居場所づくり協議会
夏休み、災害時1泊体験
友達と協力して宿泊場所づくりをしました

思い思いの場所で、仲間と寝床づくり  
 思い思いの場所で、仲間と寝床づくり  
 緑園青少年居場所作り協議会の7月定例会が、7月26日(土)午後3時から27日(日)の早朝8時半まで、緑園西小学校で開かれた。今月のテーマは「夏休み避難所1泊体験」で “防災について、みんなで考え、体験してみよう!”と呼びかけ、参加したのは、緑園西・、緑園東小学校の3年生から5年生までの70名。

 記者が到着した時は、消防署指導によるレスキュー体験、AEDを活用した心肺蘇生法、泉区消防団の女性隊員による減災体操は、すでに終わっており、8月2日に予定されている緑園夏祭りを控え盆踊りの練習中であった。

 夕食のカレーライスを食べた後、学年・地域別のグループでのチーム対抗のペタンクやしっぽ鬼の大会で運動をたっぷり。スタッフは、夜早く寝てもらえるように、十分身体も使ってもらっている、としていた。
  盆踊りの練習もしました。
   盆踊りの練習もしました。

 さて、待望の宿泊体験に向け寝床つくり。体育館を2分し、男女別の位置が決められた。各自、段ボール箱を貰いに殺到。多くは仲間と一緒の寝室(?)だが、中には自分一人のものを作り出す子も。ダンボールをどうつなげ、どんな形に、と試行錯誤の時間が経過。なるほど、これはいいアイデアだ、と思うもの、これでは暑過ぎてというものなど様々。消灯の9時近くになっても終わらない。マイクで、あと10分、あと5分の声。また、歯磨き、トイレも忘れずに、との声も。消灯になってからトイレに行く子も。
自分の私物入れも備えられました    一人ひとり独立寝床。右端も    大部屋の中に個室や二人部屋も
 自分の私物入れも備えられました    一人ひとり独立寝床。右端も    大部屋の中に個室や二人部屋も

 12時過ぎまで、なかなか寝付けなかったようで、6時15分に起床ということのなっているが、4時半ごろから起き始めたようだ。 スタッフは5時半起床で、おにぎりと豚汁の用意。6時30分に校庭に集まりラジオ体操。7時過ぎに朝食開始、。全員自分の使った食器洗いの後、体育館の片づけ、清掃といった流れであった。

 子どもたちの感想。「なかなか寝られなかっった」、「4時ごろには起きてしまった。」、「話し声や歩く音で・・」、「床に団b−ると、タオルを敷いたが、背中が痛かった」、「一番楽しかった野は、寝床づくりと宿泊。また来年も来たい」といった声が聞けた。

 この1泊体験は、今年で4年目。子どもたちの中には、自ら進んでスタッフの手伝いをする子もおり、食器洗いなど皆うまくやってくれた。友達と助け合っての寝床づくりや宿泊体験は子どもたちにとって良い経験。寝床づくりには、いろいろ考えて作ってくれており、今後アイデア賞みたいなものも考えてみたら、というスタッフもいた。
 ペタンク大会で 好天の朝、日陰で朝食
 ペタンク大会で 好天の朝、日陰で朝食 食器は各自洗いました