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緑園地区の敬老祝賀会 
岡津中学生のダンスと吹奏楽で若さを吸収
写真、スライドショーは、こちら
 
泉区長 下村直氏による祝辞挨拶   
 泉区長 下村直氏による祝辞挨拶  
 久し振りに落ち着いた天候で、暑さも一段落となった9月15日(祝月)「敬老の日」の午後2時から、75歳以上の高齢者300名が参加し、「緑園地区敬老祝賀会」が盛大に開催された。この会は緑園連合自治会主催のもと、緑園地区社会福祉協議会、緑園地区民生児童委員協議会、緑園都市コミュニティ協会のほか、同地区の各種団体の協力で、緑園地域交流センターで催され、77歳、88歳(今年は99歳、100歳の対象者はいなかった)の方にはお祝いの敬老記念品が贈呈された。

 緑園地区は住宅地として開発後28年が経過し、まだ若いとはいえ65歳以上の割合(高齢化率)は、年々上昇し、今年3月時点では19.5%(5年前の平成21年3月では14.0%)と高齢化は確実に進んできている。75歳以上の人口も1,161名(同866名)と着実に増えて来ている。

 第1部は、菅野英夫(5丁目自治会長)氏の司会で、実行委員長八谷道紀(4丁目東自治会長)氏による開会の辞に始まり、連合自治会長の長谷川幹夫氏の主催者挨拶、来賓挨拶として泉区長下村直氏が。また警察署からは、特に高齢者の被害が多い最近の犯罪事例などが述べられ、注意を呼び掛けていた。さらに、議員団代表による祝辞に続き、高齢者代表として老人会の一つである東花会会長の菅沼富男氏から謝辞が述べられた。

 連合自治会長の長谷川氏は、今年度の取組みとして、緑園内の循環バス運行の現状などを、また泉区長の下村氏は、ぜひこれからも元気で地域のチカラにと語るとともに、泉区の100歳以上の人は55名おり、来年はさらに26名が100歳を迎える。現在最高齢の方は111歳と語っていた。緑園地域社会福祉協議会会長の後藤登美雄氏が第1部閉会の辞を述べた。

   岡津中吹奏楽部演奏に先立ち、挨拶する八嶋校長
   岡津中吹奏楽部演奏に先立ち、挨拶する八嶋校長

 当地区民生児童委員協議会代表の牛見とも子氏の第2部開会の挨拶で、やっと、お楽しみの時間となった。まず、東花会のハーモニカサークルによる「ハーモニカ演奏」。このメンバーは全員、今日敬老される側の仲間、大きな拍手を受けながら堂々とした演奏が行われた。

 次に登場したのは、岡津中学校生による元気いっぱいの「創作ダンス」。ダンス部ができて、もう4年とのことだが、35名が順に舞台上で若さ一杯の披露。会場の両壁にも広がり、参加者にも促しながら一緒に身体を動かしていた。
 続いて恒例となった吹奏楽。今年は55名。元気の出る演奏が続き、中には懐かしの曲も。アンコールの大声援も。参加した高齢者たちは、孫に相当する年代の子どもたちの若さと元気に触れ、『元気をもらった』と。またダンスや演奏の孫の様子を見たいと、来場していた方も。

 閉会の挨拶で、緑園都市コミュニティ協会(RCA)理事長の上島義博氏は、こんな素晴らしい演奏は、ぜひ毎年聞かせてもらいたい、と八嶋校長、演奏者たちに向かってお願いしていた。