雨の中、 秋の “花の頒布会”
緑園を緑と花のあふれる街に


順番待ちの住民
 台風20号が伊豆諸島から関東沿岸に接近している影響で、前日から時折雨が激しく降る悪天候であったが、そんな中、いろいろな色の花を一杯入れた篭を手に提げた人たちが、足早に校門から出て来ていた。

 緑園都市コミュニティ協会(RCA) 緑化推進委員会主催の『花の頒布会』が、10月27日(土)午前中、緑園東小学校校庭で行われていた。

 校門の中を覗くと、校庭の端に花かごがずら〜と並び、雨具を着て傘を差した人たちが、自分の篭にお好みの花々を選びながら載せていた。世話役のボランティアの人たちは、雨具の完全武装で、案内や花の補充を指揮していた。毎回順番待ちで行列となり、花も普段は校庭に広く拡げいたが、さすがに雨の影響で、行列はできるほどではなく、花も校庭の端に並べ、都度配送車から補充していた。

 同委員会では、『街を緑と花のあふれる街にしよう』 の合言葉のもと、街に緑と花を増やす「きっかけづくり」として、毎年春秋に「花の頒布会」を催している。住民たちは、自宅の庭やプランターに植える花が気楽に購入できることから好評で、この会も毎年の恒例となっている。
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