雨の中、 春の “花の頒布会”
緑園を緑と花のあふれる街に


雨の中での「花の頒布会」
 低気圧が日本海と本州南海上をそれぞれ東に進み、雨で肌寒い中、三々五々と緑園東小学校校庭に入って行く。また、いろいろな色の花を一杯入れた篭を手に提げた人たちが、足早に校門から出て行く。
 緑園都市コミュニティ協会(RCA) 緑化推進委員会が主催する恒例となった『花の頒布会』が、5月31日(土)午前中、行われていた。

 校門の中では、校庭の端に花かごが積んであり、雨具を着て傘を差した人たちが、それを取り、お好みの花々を選びながら載せていた。世話役のボランティアの人たちは、雨具の完全武装で、案内や花の補充や整理をしていた。毎回順番待ちで行列となり、花も普段は校庭に広く拡げいるが、さすがに雨の影響で、行列はできるほどではなく、花も校庭の端に並べられていた。 また、緑園東小学校の給食の残さいを活用した堆肥も無料で配布されていた。

 住民たちは、自宅の庭やプランターに植える花が気楽に購入できることから好評で、この会を心待ちにしており、雨にもかかわらず集まってきていた。

 同委員会では、『 街を緑と花のあふれる街にしよう 』 の合言葉のもと、街に緑と花を増やす「きっかけづくり」として、毎年春秋に「花の頒布会」を催している。
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