フェリス女学院大学留学生座談会
~ 自国との文化・習慣の違いなど日本の印象を語る ~
中国、スロバキア、台湾、インドネシア、韓国 

パネラーたちと司会者
パネラーたちと司会者
 緑園都市コミュニティ協会(RCA) 国際交流委員会主催の「留学生による座談会」が、フェリス女学院大学祭の地域交流企画として11月3日の午後、同大学内で催された。今回参加したのは、同大学で勉強中の中国、台湾、スロバキア、インドネシア、韓国からの留学生5名。「留学生座談会」は毎年、当大学祭に合わせて行われており、今回で7回目。

 自己紹介、出身地・故郷についての紹介やお国自慢、日本の印象などについて、来日半年という留学生もいたが、皆流暢な日本語で語っていた。またそれぞれの国の身近な問題をクイズとして参加した聴衆に出されていたが、知らないことが多い、と参加者たちは感心していた。聴衆者たちからの質問や意見交換など予定時間いっぱいに話が弾んでいた。

クイズに答える参加者たち
クイズに答える参加者たち
 結婚すると女性は男性の姓を名のること、街でティッシュペーパーを配ること、本を買うとカバーを付けてくれること、部屋を借りるとき、外人だと分かると断られることが多いこと、日本は蒸し暑いこと、白人を見るとアメリカ人だと思うこと、トイレに大きな違いがあること、高校生のミニスカート、お笑い番組などで、相手の人の頭をたたくこと、大学休学でも学費を一部とられることなど、それぞれの国との文化・習慣の違いから感じた日本の印象や驚いたことについて語っていた。

 一方日本の好印象については、親切であること、どこにも自動販売機があるなど便利なこと、当大学は生活ケアが良く、家族的なこと、ゴミの分別について、花や植物を大切にすること、などを語っていた。

 今後の進路については、将来日本で企業を立ち上げたい、国に帰ったらをゴミの分別に取組みたい、国で日本語教師になり、言葉だけでなく文化、歴史など幅広く日本について教えたい、など抱負を語った。

 RCAでは、緑園地域内にあるフェリス女学院大学祭へ地域団体として参加し、留学生座談会だけでなく、RCA紹介のための写真パネル出展を行っている。また、日本で勉学する留学生への側面からの支援、ホームビジットなどによる地域住民との交流促進をめざしている。

参加したパネラー
 崔 順姫(サイ ジュンヒ) さん 中国
 マイェレホヴァー アンナ さん スロバキア
 黄 子蘋ファン シピン)さん 台湾
 アスリ マルティナ サリ さん インドネシア
 李 守敏(イ スミン) さん 韓国
RCAコーナー |国際交流イベント