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 緑園キズーナ委員会 9月例会
住民アンケート、住民説明会等実施に 
各自治会の進捗状況報告

 
緑園キズーナ委員会の例会  
 緑園キズーナ委員会(緑園要援護者支援推進委員会の通称)の9月例会が、9月15日(土)緑園地域交流センターで、横浜市まちづくりコーディネーター山路清隆氏、緑園消防出張所室橋所長も参加の上、開かれた。

 今回は5月に行われた初の総会後、2か月ごとに開催されることとなり、7月に続き3回目。災害時要援護者へ取り組みについて、各自治会から7月以降、どう取り組んできたか、今後の予定は、といった報告がなされた。

 災害時要援護者対策の取組みについて住民に対するアンケート実施、また実施計画中が3自治会、住民説明会を実施、または計画中が3自治会であった。特にアンケート回収が済んだ自治会では、特に対策への取組みに対し、その意義を高く評価する意見が多かったと報告された。住民説明会への参加が少なく、取組みへの理解を、どう得るか苦慮している点や自治会全体で取組みスタートというより、幾つかのモデル地区(班)から進め、波及をと考えている自治会もあった。

 高層住宅自治会では、管理組合と共同で防災マニュアル作成を進める所と、要援護者対策といった人に関ることは自治会の役割という管理組合もある。

 先行している自治会では名簿作りは完了、中には今期中に安否確認訓練を企画しているところもあった。

 意見として、個人情報に関するもの、中学生を巻き込んだ取り組み、地域防災拠点単位ではなく、連合自治会単位での取り組みの必要性、先行自治会の事例発表の要求などが出されていた。

 コメントとしては、山路氏は「まだまだ、取組みの進め方がそれぞれ差がある。まずは目標を決め、着地点を明確化し、それに向けた動きが大事だ、としていた。
 長谷川連合自治会長から、このキズーナの存在の認知度を上げるため、緑園福祉ふれあい祭りと泉区民ふれあい祭りに参加し、テントを張り、災害時の炊き出しをイメージした手近な材料・道具で「炊き出しすいとん汁」を提供するので、応援できる人は申し出てほし、としていた。