パソネット泉RCAトピックス |新橋地域ケアプラザ

命の授業
震災から学ぶ地域の支え合い
東日本、熊本地震の支援体験で感じたこと

 
 新橋地域ケアプラザは、”命の授業”として「震災から学ぶ地域の支え合い」講座を1月30日(月)同プラザ多目的ホールで開催、泉区中川、緑園、新橋地区の自治会、地区社協、民生委などが大勢参加.。地域包括ケアを検討推進している中、地域での支え合い、特に震災時における関心の高さを感じさせた。

 大災害時には全国各地の被災地で、全国のYMCA組織が連携し支援を行っているが、今回は東日本大震災、熊本地震の被災地で実際に支援活動を行った横浜YMCA福祉会の瀬谷智明氏、松尾直氏の両氏を講師に迎え、現地の状況、支援活動の中で感じたことなどを語ってくれた。

 瀬谷氏は、東日本大震災時、岩手県宮古市で支援活動を行った。津波は船まで堤防を越えさせ街を襲い、引き潮時に人が流されていく状況に接し、トラウマになっている人。市役所上階から撮影している人の叫びなどを紹介。教会をボランティアセンターとして立ち上げ、地元の誇りとなっている岩手大学学生たちとともに、支援活動を行った。
 全て流されてしまった被災者の敷地に、「ご支援ご協力ありがとうございます。感謝しています。」の看板を見て、こんな状況で、よくこういう感謝の気持ちを発せられるなあと感じた。

 全国各地で災害が起こって入り、ここ横浜でも311時には、皆さんもいろいろ体験してきたと思う。そういった災害時の経験、情報を蓄積していけば、発災時には、それによる被害を想定し対応できるようになるのでは。ぜひ、生きること、生き続けることを考え、行動を。

 松尾氏は、熊本地震時、昨年5月初旬に益城町にある総合体育館で避難所運営支援を行った。同体育館は、熊本YMCAが委託管理をしている。体育館は前震時一部天井に割れが生じた。大勢の避難者が押し寄せている中、また余震が続く中、危険と判断し、避難場所とすることを辞めた。本震時には天井が全面的に崩落。大勢の避難者がいる中、開放の声が多かった中での、現地管理者の判断を勇気あるものとしていた。高齢者、衛生面を担当。トイレ問題では苦慮した。救援物資もある時期には、不要のものが滞積、その整理に大勢のボランティアを要した。避難所内を巡回しながら、避難者との面談、困りごと(ボランティア派遣に繋げる)を聴取するが、避難者からの感謝の声に逆に感動した。