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緑園「タスカル」が交流会
住職と町の専門家が対談

 
タウンニュース:2013年11月28日号に掲載された記事を転載します。
 
講演する成田住職(左)と山路氏  
 講演する成田住職(左)と山路氏  
 緑園地区で世代を超えたふれあいや活性化を目的に2011年から導入されている地域通貨「タスカル」(高野稔代表)の交流会が11月17日、緑園地域交流センターで行われた。

 「地域社会で楽しく」をテーマとした講演では、学生主体のキャンドルナイトなど境内で様々なイベントを行う善了寺(戸塚区)の成田智信住職と横浜市まちづくりコーディネーター等として各地で活躍する山路清貴氏が対談。分かりやすく巧妙なコンビが参加者を引きつけた。

 タスカル推進委員の横尾四郎さんは「地域で様々な活動を行い、お寺の新たな方向性を追求している成田住職の話は参考になった」と話した。

 今後の高齢化が想定される同地区の住民向けに、税理士による講演「相続について」が行われたほか、講演した講師を交えた懇親会も開催され、様々な意見が飛び交った。

 タスカルは緑園在住の住民が年会費1000円を払えば、電球の取り換えや買い物補助といった手伝いが必要なときに会員同士が助け合い、解決したときにチケットを渡す仕組み。

 タスカルの今後について横尾さんは「拠点を設けることや金券化の計画など、引き続き話し合いを進めていきたい」と話した。