フェリス・マナーキャンペーン実施
 新学期に合わせ、4月3日と9日から1週間から

駅前で、マナーキャンペーンの説明を受ける   
 駅前で、マナーキャンペーンの説明を受ける  
 フェリス女学院大学では、緑園都市駅から同大学 緑園キャンパスまでの通学路(歩道)の内、特に緑園都市駅郵便局前の狭い歩道での対面通行をスムーズにさせるため、地域住民と通勤・通学時間帯が重なる朝の登校時間帯を重点に、駅を出た学生達を駅前交番の横の横断歩道を渡り、反対側の歩道を歩くように誘導しています。  

 フェリスでは、この運動を「After you(お先にどうぞ)挨拶と歩行マナーキャンペーン~」と名付け、今年も新入生オリエンテーション初日の4月3日(土)8時45分から1時間30分実施した他、前期授業開始の4月9日(月)8時20分から一週間、続いて実施しました。
   交番前の横断歩道
   緑園キャンパス正門前
   上:交番前の横断歩道、下:緑園キャンパス正門前


 今年度は、晴天に恵まれた中、緑園都市駅に姿を現した新入生達は、先輩の学生たちの「おはようございます。フェリスの学生は、反対側の歩道に渡って下さい!」の呼び掛けに応じ、整列し横断歩道を渡っていました。また、この様子を見た住民は、大学のジャンパーを着用した学生たちに「何をやっているの?」、「ご苦労様」、「頑張って!」と温かい目で声を掛けて励ましていました。

 このキャンペーンは、大学が緑園地域の一員として学生に通学時のマナーを自覚してもらおうとするもので、2006年度より毎年春・秋と学期の始まりに学友会、大学祭実行委員会、ボランティアセンター、学生課など学生と職員等が一緒になって取り組んでいるもの。緑園都市コミュニティ協会(RCA)も当初から地域のまちづくり活動の一環として支援・協力しています。

 「歩行マナーキャンペーン」を実施した結果は、反対側歩道への誘導数は昨年春に比べ508名も増加しました。RCA事務局長の秋山氏は、「住民の皆様も、温かい目で見守って下さい! 」と語っていました。