第17回 緑園新春コンサート
新春らしい優雅で、美しい演奏・合唱
ピアノ連弾、合奏合唱、三味線、声楽、パイプオルガン、トランペット、みんなで歌おうなど

 ステンドグ ラスが美しいこのチャペルは、それほど広くはなく、声楽、ピアノ連弾、三味線、パイプオルガン、トランペットなどの演奏で、楽器の響き、演奏者の息遣いが直に心地よく耳に身体に、心に響いてくる感じ。

 恒例となった緑園新春コンサートが1月11日(日)、フェリス女学院大学ボランティアセンター、NPO法人「だんだんの樹」の共催、泉区社会福祉協議会の後援で、同大学 緑園キャンパス・チャペルで開かれました。

 フェリス女学院大学ボランティアセンター長のベンヤミン・ミドルトンさん、NPO「だんだんの樹」理事長の服部恵津子さんの開会挨拶に続き、ピアノ連弾「C.S.Chopsticks Variatious」、合唱「Circle of Lofe」、三味線アンサンブル「夏の思い出」など、声楽「君をのせて」と次々と登場。

 常連となっている緑園なえば保育園の年長組園児たちの登場。パパ・ママやおじいちゃん、おばあちゃんの参観もあり、壇上に勢ぞろいした園児たちも緊張気味。「やまびこごっこ」「にんげんっていいな」などの合唱を太鼓やタンバリンを交えた、ほほえましい合奏と合唱に大拍手。

 休憩後の第2部は、パイプオルガン連弾に続き、声楽「春に」など。トランペット&ピアノでは夢やびれて」を。さらに「歌の翼に」をソプラノ二重唱など、次々に催される新春らしい優雅で、美しい、心にしみる演奏や合唱に、チャペルいっぱいになった聴衆は、うっとりと聴き入っていた。
  最後はピアノ伴奏で「みんなで歌おう!」。お馴染みとなった小山順子さん指揮のもと「手のひらを太陽に」「365日のマーチ」「今日の日はさようなら」を会場の皆さん全員で合唱。口ずさむ人から、普段あまり声を出さない人も、小山さんが会場内を回りながら、一人一人を誘うことで、声一杯に張り上げて歌う人も。

 同大ボランティアセンターでは、「このコンサートは大学と地域の連携によるもので、今年で17回目。続けて開催できてきたのは、関係者の皆さんのご努力と、地域に親しんでいただけたおかげ。これからも、ぜひこの関係を大事に、さらにそれを広げ、続けていきたい。」と語っていた。