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 緑園サロン 秋の行楽
ロマンを求めて 寅さんの故郷・柴又を散策

帝釈天二王門前で
帝釈天二王門前で  
 10月23日(金)午前9時、、緑園駅前を出発した大型貸切バスは狩場インターから高速道路に入り、ベイブリッチを渡って一路東へ向かい10時30分過ぎ、江戸川沿い・柴又に到着した。これが恒例となっている「緑園サロン・秋の行楽」の始まりでした!!今年は43名が参加、皆が以下のような順路で「寅さんの故郷・葛飾柴又を散策」し秋晴れの一日を楽しみました。
柴又駅前で
柴又駅前で

 (1)帝釈天:まず帝釈天で名高い「題経寺」を訪れて帝釈堂の前で記念写真。そして帝釈堂にあがって本尊・帝釈天拝観した後、帝釈堂外壁に巡らされている法華経説話を題材とした繊細な彫刻を鑑賞、その素晴らしさに感嘆の声。その後、奥にある日本庭園「すいけい園」を回廊伝いに観賞し、ひと時の幽玄に浸る。 *参加者の中には、今まで帝釈天を訪れてはいたが、外の彫刻や庭園を見学した方は少くなかった。

 (2)昼食:昼食場所は寺の前にある草だんごで有名な「亀家本舗」で和定食。「亀家本舗」とそのご夫婦については、5月フジテレビが「頑固おやじの草だんご物語」と題して放映したが、そのビデオをバス車中で上映し皆が事前に店の歴史・特色が判ったことも好評で献立も良く満足された様子。

 (3)商店街散策:昼食の後はグループ毎に下町情緒がまだ残っている「柴又商店街」の各店を覗き見したり、試食してお土産を買ったり、或いは柴又駅前まで行って「寅さんの像」と一緒に記念写真を撮ったりと、30分ほど各自自由行動された。

 (4)寅さん記念館:映画「男はつらいよ」を思い浮かべる<帝釈天参道>と<くるまや>の撮影スタジオ。映し出される画面を懐かしく見る<寅さん名場面とマドンナ達>の映像コーナー。ひと昔前のロマンを感じる<町並み>のミニチュア等を、順に皆それぞれ感慨深かげに見学した。
柴又 帝釈天 題教寺で
柴又 帝釈天 題教寺で

 (5)矢切の渡し:「寅さん記念館」のエレベーターで屋上に出て江戸川土手に立ち、ゆったりとした江戸川の流れに暫しの安らぎを覚える。左下が「矢切の渡し」で江戸時代にタイムスリップしたかのように丁度前方から渡し船がゆっくりと渡し場に向って来た。このまま土手の草原に腰を落とすか、寝そべるかして瞑想に耽りたい風景でした。 

 (6)山本亭:書院造りと洋風建築を複合した建物の中を見物した後、見事な日本庭園が眺められる和室でそれぞれが「抹茶」或いは「くずきり」を味わい癒しのひと時を過ごした。

 散策を終えて午後3時半、待機していたバスに皆が乗り込んで帰路に向かった。車中では「男はつらいよ」のビデオを上映したが途中から帰着寸前まで眠りに入った方が多かった。そして午後5時参加者全員無事に緑園都市駅前に到着し、今後も「緑園サロン」への参加を約束し家路へ!! (記事)伊藤 (写真)池谷