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緑園地区社協/民生委協議会の食事会
久し振りに楽しいおいしい食事会
  一緒に食事して、仲間を増やしましょう!

 
  定刻の12時前に緑園地域交流センターに入ったが、もう大半の参加者たちは大・中会議室に設えられた席に着いていた。久しぶりに会う仲間もいて、挨拶を交わしたり、あちこちで、すぐおしゃべりが始まっている。中には、今日初めてという人もいて、勧められた席に静かに座っている。

 緑園地区社会福祉協議会が主催、同地区民生・児童委員協議会の協力のもと、11月19日(水)久し振りに開かれた食事会。これは、一人暮らしの高齢者、日中一人暮らしとなる高齢者を対象としたもので、引きこもり防止、高齢者同士の親睦、高齢者と民生委や社協メンバーとの交流などを目的としている。

 今回も食事については、当地区担当の新橋地域ケアプラザの協力のほか、ヘルスメイトでおなじみの泉区食生活改善推進委員会が、この日のために作った「一人暮らしの高齢者のお食事会」用の「しめ卵のお吸い物」、「春菊と黄菊の海苔酢和え」、「ちょっと大人のアップルパイ(一口サイズ)}が出されていた。それぞれ熱量、塩分、野菜の量が意識されたものとなっていた。
  後で、アップルパイも追加
  後で、アップルパイも追加

 この日のために、地区社協、民生委、地元のボランティアメンバーのほか、新橋地域ケアプラザからは所長を始めケアマネジャー、保健師、社会福祉士、地域担当など総出で参加していた。また泉区社会福祉協議会や後ほど講話をすることになっているという泉区役所(高齢支援課)からも参加していた。また、ヘルスメイトの人たち7名が食事つくりに忙しく動き回っていた。
 

 食事の間は皆静かで、あまりおしゃべりの声は聞こえない。食事中にお邪魔をして、中に入って話を聞いてみた。今日は高齢者24名、内男性は3名、初めて参加が2名、2回目が1名。そのうちの一人は、こういう食事会があることは知らなかったが、誘われて来てみたと。女性3名に聞いてみた。皆常連とのこと。この席にどうして着いたんですか、と聞いてみたら、知っている人と、仲が良い人と並んで、とのことだった。今日の献立のような、いろいろな食材でいろいろな料理法で、といったものは一人では普段は作れない。本当にありがたいし、楽しみにしています、と言っていた。一方、高齢者の中には、歩行困難で、腰が悪いので、といった理由で緑園という坂の多い街のこのセンターに来ることが難しい人が多いことも、スタッフは語っていた。

 記者は、別件があり、ここで退出したが、若干のお喋り・休憩の時間後、地元の東花会ハーモニカグループによる「里の秋」「星影のワルツ」「好きになった人」などのハーモニカ演奏、区役所高齢支援課竹内さんから「これからの季節に注意、感染予防を」といった話があるとのことであった。